更新日:2025年05月16日 公開日:2025年05月12日

【PR】巻き爪や外反母趾などの足悩み解消を目指せる「正しい歩き方」

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皮膚のガサガサや痛みなど足に違和感を覚えたことはありませんか? 「その原因は歩き方にあるかもしれません」と話すのは皮膚科医の秋野愛さん。間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることも。正しい歩き方と足トラブル対策を伺いました。

 

 

教えてくれた人

秋野 愛(あきの・あい)さん
シナモン皮膚科板橋区役所前・院長。日本各地の大学病院や総合病院にて、皮膚科診療をはじめ、フットケア専門外来やレーザー専門外来を担当。

2024年5月に『シナモン皮膚科板橋区役所前』を開院し、皮膚の痛みやかゆみ、爪のトラブルでお悩みの患者さんに寄り添い、解決に向けた治療を提案しています。

その足の違和感、足トラブルの前兆かも!?

足トラブルというと巻き爪や外反母趾、タコ・ウオノメなど、痛みを伴ったり、形が変化したりしているもの、と思っていませんか?

でも、実はそうしたトラブルの前兆はふだんのちょっとした足先の違和感に現れます。

例えば、

□ 爪の端が皮膚に当たって気になる
□ 靴を履くと足指まわりが当たる
□ 皮膚の一部が硬くなったりガサガサしたりしている

など、ちょっとした足の変化が気になるという方は多いのでは?

こうした違和感を放っておくと、さらに悪化してしまうばかりか、巻き爪や外反母趾などの足トラブルへとつながる可能性があります。

また、この違和感は、日々の歩き方が原因になっている可能性があると秋野さんは話します。

「加齢にともない足裏のアーチを支える筋力が低下すると、歩き方にも変化が生じます。足の着地や蹴り出しのバランスが崩れ、体重のかけ方に偏りが出てしまうのです。人間の足は、非常に小さな面積で全体重を支えているため、左右のバランスがよければ負担を分散できますが、歩行時に重心が偏ると、足の一部分に負担が集中してしまいます。その結果、外反母趾やタコ、ウオノメといったトラブルを引き起こしたり、巻き爪などの爪の変形が生じたりするケースもあります」(秋野さん)

足に痛みや違和感があると「歩く頻度を抑えて様子を見よう」と考える方もいるかもしれませんが、そのような生活は足トラブルを悪化させるばかりか、下肢機能の低下を招き、運動量が低下することで健康寿命にも影響すると、秋野さんは指摘します。

日常的な歩数と病気にかかるリスクや死亡率との間には、はっきりとした関係があることがわかっています。そのため、歩くことを含む日々の運動量を増やすことが、健康を高めるうえで大切です。

長期的に10分程度の歩行を1日に数回行なう程度でも健康上の効果が期待できるといわれているので、厚生労働省の目標でもある、65歳未満の方は1日平均8,000歩、65歳以上の方は1日平均6,000歩を目安に歩くように意識してみましょう。

出典: 健康日本21(第三次) |厚生労働省

足トラブル解決ステップ1:まずは医療機関を受診する

正しい歩き方を身につける前に大切なのは、今の不調の原因を把握し、適切な処置を受けることです。

症状に合わせて以下の医療機関で受診するとよいでしょう。
•    巻き爪・タコ・ウオノメの疑い → 皮膚科へ
•    外反母趾の疑い → 整形外科へ

「特に巻き爪は、治療が必要かどうか、他の病気や症状を併発していないかを確認するためにも皮膚科の受診をおすすめします。痛みがなくても“これくらいで病院なんて”と思わず受診してくださいね」(秋野さん)

巻き爪の治療は足の爪用の矯正具を装着する「矯正治療」が一般的で、痛みも少なく、多くの方が安心して受けているそうです。

「矯正治療は、巻きの度合いが弱ければ1〜2か月で終わる場合もあり、強くても半年ほどで改善傾向が見られます。最近では爪をやわらかくする外用薬もあり、矯正治療と併用するとより早い改善が見込めます。巻き爪の矯正治療は保険外診療になりますが、必要性について説明を受けたうえで、納得された方は治療に進まれています」(秋野さん)

また、足トラブルの対処には爪の切り方も正しい方法を知っておく必要があります。

「深爪が爪のトラブルの原因となることはよく知られてきました。しかし、逆に巻き爪を恐れて必要以上に爪を長く伸ばしてしまっているケースも見られ、それがかえって爪の変形を招くこともあります。爪の長さは指の先端までくらいが理想です。切り方に不安のある方は医療機関で正しい爪の切り方を教わるようにしましょう」(秋野さん)

ただし、医療機関にはそれぞれ役割があり、全ての医療機関で足トラブルを診てもらえるわけではない点に注意が必要です。事前に問い合わせたりWEBサイトで調べたりして受診すると間違いないでしょう。

足トラブル解決ステップ2:正しい歩き方を身につける

足トラブルを繰り返さないためには、日頃の歩き方を見直すことが大切です。姿勢や足指の使い方のほか、靴選びも意識することで、巻き爪や外反母趾など足トラブルの予防につながります。

歩く際に意識したいポイント

靴選びのポイント

•    つま先に1cmほどのゆとりがある
•    靴ひもやベルトで甲をしっかり固定できる
•    足指まわりが締めつけられない形状である

さらに「靴は履き方も大事」と秋野さん。「靴の中で足が前すべりして指先に衝撃がかかるのを防ぐために、①足と靴のかかと部分をぴったり合わせてから履く②靴ひもやベルトをしっかり締めて固定する、ようにしましょう」(秋野さん)

巻き爪の相談ができる医療機関はここからチェック!

巻き爪が気になる方は、まずは皮膚科を受診して適切な対処を。
そのうえで、正しい歩き方を意識して歩くことで、快適な歩行を取り戻しましょう!

■提供/マルホ株式会社

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