公開日:2021/01/29

更新日:2021/04/24

4

素朴な疑問

窒息事故を防ぐオーラルフレイル対策とは?

窒息事故を防ぐオーラルフレイル対策とは
窒息事故を防ぐオーラルフレイル対策とは

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

よくお年寄りが食べ物を喉に詰まらせたというニュースを耳にします。このようなトラブルは、「オーラルフレイル」という状態が原因とも聞きました。オーラルフレイルとは、どのようなものなのでしょうか? 調べてみたいと思います!

 

オーラルフレイルとは

窒息事故を防ぐオーラルフレイル対策とは?

オーラルは「口」、フレイルは「虚弱」を意味します。加齢による口の衰えが原因で起こるといわれるのが、オーラルフレイルです。オーラルフレイルになると、硬いものが噛みにくい、滑舌が悪くなる、口の中が乾くなどの症状が出るようになります。これらは、加齢が原因ですが、進行すると日常生活に支障をきたすこともあるので、予防したり、進行を遅らせたりすることが大切だそうです。

 

例えば、噛む力の衰えから柔らかいものを好んで食べていると、口の筋力が徐々に低下します。それが、食欲の低下や栄養不足、さらには全身の機能低下へと進み、要介護状態へとつながることもあると考えられています。

 

また、食べ物を飲み込む「嚥下力(えんげりょく)」が落ちるため、餅などをうまく飲み込めずに窒息事故を起こしてしまうリスクが高まるといわれています。

 

オーラルフレイルのサイン


オーラルフレイルをチェックできる簡単なテストがあります。
「はい」または「いいえ」で答え、合計点でチェックします。 

  1. 半年前と比べて、硬いものが食べにくくなった(はい2点、いいえ0点)
  2. お茶や汁物でむせることがある(はい2点、いいえ0点)    
  3. 義歯を入れている※(はい2点、いいえ0点)
  4. 口の乾きが気になる(はい1点、いいえ0点)  
  5. 半年前と比べて、外出の頻度が少なくなった(はい1点、いいえ0点)  
  6. さきいか・たくあんくらいの硬さの食べ物を噛める(はい0点、いいえ1点)
  7. 1日に2回以上、歯を磨く(はい0点、いいえ1点)  
  8. 1年に1回以上、歯科医に行く(はい0点、いいえ1点)
    ※歯を失ってしまった場合は義歯等を適切に使って硬いものをしっかり食べることができるよう治療することが大切です。

【合計点】
0~2点 オーラルフレイルの危険性は低い
3点    オーラルフレイルの危険性あり
4点以上  オーラルフレイルの危険性が高い

※出典:東京大学高齢社会総合研究機構 田中友規、飯島勝矢

 

お口の筋肉を鍛えてオーラルフレイルを予防

オーラルフレイルのサイン

さらに簡単な体操やマッサージで、オーラルフレイルを予防したり症状が進むのを抑えることができます。

ブクブクうがい、ガラガラうがい、パタカラ体操をしっかりやることにより、唇、頬、喉を鍛えることができます。

 

ブクブクうがい

口に水を含み、頬をふくらませ、10秒くらいブクブクとうがいをして、水を吐き出す。
 

ガラガラうがい

口に水を含み、上を向き、目安として10秒くらいガラガラとうがいをして、水を吐き出す。

 

パタカラ体操

  1. 唇を閉じた状態で「パ」を発音。
  2. 上あご前歯の裏に舌を付けて「タ」を発音。
  3. 上あごの奥に舌の付け根を押し付けて「カ」を発音。
  4. 巻き舌にして上あごの前方に上側に舌を付けて「ラ」を発音。
     

唾液の分泌を促す唾液腺マッサージ

唾液が少なくなった、口の中が乾くと感じたときは、下記の部分をマッサージして唾液の分泌を促すようにするといいようです。

  • 耳下腺(じかせん)耳の前、上の奥歯の辺り
  • 顎下腺(がっかせん)あごの骨の内側にある柔らかい部分 
  • 舌下腺(ぜっかせん)あごの先の内側、舌の付け根

 

オーラルフレイルについて、いろいろなことがわかりました。ワタシも今から意識して予防していこうと思います。

 

【監修】
平野 浩彦先生
東京都健康長寿医療センター 歯科口腔外科部長・研究所研究部長
医学博士 歯科医師


 

■人気記事はこちら!

 


 

参照:「窒息事故」を防ぐために「いますぐできる」お口の対策とは.

    口腔体操でオーラルフレイル予防

    ハルメクWEB

    アクティブシニア「食と栄養」研究会

    サンスター

 

口の中の健康って、とても大切なのね。
口の中の健康って、とても大切なのね。

 

イラスト:飛田冬子

 


この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ