公開日:2021/01/07

3

素朴な疑問

1月7日に七草がゆを食べるのはなぜ?

 

1月7日に七草がゆを食べるのはなぜ?
1月7日に七草がゆを食べるのはなぜ?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

2020年は心落ち着かない一年でしたが、まだまだ辛抱の日々は続きそうですね。お正月は、せめて家族で心穏やかに過ごしたいと、おせちを食べたり、みんなでテレビやDVDを見たりして過ごしました。でも、あまり外出しないでうちにいることか多かったので、やっぱり食べ過ぎちゃいました。胃が重い感じがするので、七草がゆが食べたいです。

 

そういえば、七草がゆのことをあまりよく知りません。早速調べてみようと思います。

 

七草がゆの由来と意味

七草がゆの由来と意味

1月7日は「人日(じんじつ)の節句」と呼ばれる五節句の一つで、桃の節句や端午の節句などと同じ、一年の大事な節目なんだそう。人日の節句は文字通り「人を大切にする日」で、かつてこの日だけは犯罪者を処罰しないと定められていたんですって。

 

古代中国・唐の時代、1月7日には、7種の野菜が入った汁物「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」を食べて無病息災を祈願したといいます。

 

のちにその風習が日本に伝わり、7種類の穀物で使った「七種粥」が食べられようになったそうです。 

 

その後、「七種粥」は、年の初めに若菜を摘んで生命力をいただく日本独自の「若菜摘み」の風習へと結びつき、7種類の若菜を入れた「七草粥」になったと考えられます。

 

江戸時代に、1月7日が「人日の節句」として五節句の一つに定められると、七草粥を食べ、無病息災を願う風習が広く一般に定着していきました。

 

また、7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日に当たります。七草粥が定着した背景には、お正月の間に疲れた胃腸をいたわりたいという人々の需要があるともいえます。

 

七草がゆに入れるもの

七草がゆに入れるもの

七草がゆには、いわゆる「春の七草」と呼ばれる7種の野菜や野草を入れるのが一般的です。耳慣れない名前も多いので、どんな野菜なのか詳しく調べてみました。

  1. セリ
    水辺で育つ山菜で、新芽がたくさん競り合うように群生することから名付けられたとか。「勝負にせり勝つ」という験(げん)担ぎもあるそう。食欲増進、健胃・整腸作用、解熱効果があるといわれています。
     
  2. ナズナ
    いわゆるペンペン草のことで、「なでて汚れを取り除く」という意味があるそう。解毒作用や利尿作用、胃腸障害やむくみにも効果があるそうです。
     
  3. ゴギョウ
    母子草(ははこぐさ)の別名。咳やタン、喉の痛みに効果が期待できるといわれています。草餅にして食べられていた歴史も。
     
  4. ハコベラ(ハコベ)
    繁殖力が強く「繁栄がはびこる」という意味が含まれているそう。昔から腹痛の薬として用いられていました。胃炎や歯槽膿漏(しそうのうろう)にいい他、目によいビタミンAも豊富。
     
  5. ホトケノザ(コオニタビラコ)
    水田によく育つ野草。葉の広がりが仏様の台座(蓮座)に似ていることから「仏の座」と呼ばれるようになったんだとか。食物繊維が豊富で健胃作用があるといわれています。
     
  6. スズナ
    いわゆるカブのこと。花が鈴のように付いていることから、神を呼ぶ鈴に見立てたなど、名前には諸説あるようです。七草がゆには葉の部分をいただきます。整腸作用があり、ビタミンが豊富で、しもやけやそばかすにもいいそうです。
     
  7. スズシロ
    今でいう大根のこと。「清白」とも書き、大根の根が白くすがすがしいことか名付けけられたんだとか。消化促進、風邪予防などに効果が期待できます。

 

七草がゆって、正月太り改善食だと勝手に思っていたけど、「自然のエネルギーをいただいて1年元気にがんばろう!」 という意味が込められた習慣だったのね。今度からありがたくいただくことにするわ。
 

 

■人気記事はこちら!

 


 

参照:京都調理師専門学校

   All About 暮らし

   日本文化いろは事典

   日本文化研究ブログ



 

これからは、黒豆が余っても安心ね!
今年も1年、健康で元気に過ごしたいです。

 

イラスト:飛田冬子

 


この記事をマイページに保存

\この記事をみんなに伝えよう/

ページ先頭へ