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素朴な疑問お歳暮のお返しは必要?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
年末が近づくとお歳暮が届き始めます。いただくのはとてもうれしいのですが、ときどきこちらからお歳暮を送っていない方からいただくことがあって、「お返ししなくて大丈夫なのかしら?」とモヤモヤした気分になります。いい機会なので、この機会にお歳暮のマナーについて調べてみたいと思います!
まずはお歳暮のお礼を伝える
お歳暮をいただいたときに大切なのは、お礼の連絡をなるべく早めに先方に伝えることです。お礼が遅くなると「まだ届いていないのかな?」と、送り主を不安にさせてしまうことがあるからです。
お礼の方法ですが、友人など親しい間柄であれば、電話で感謝の気持ちを伝えても大丈夫です。それ以外の人には、お礼状を出すのが礼儀です。
お礼状は、目上の人には封書で出すのが基本。事情があってはがきを使用する場合は、「はがきで失礼いたします」などの言葉を書き添えるようにします。相手の方の趣味や雰囲気に合わせたきれいなカードを用意しておき、それを封筒に入れて出すという方法もいいかもしれません。基本的に品物が届いてから3日以内に出します。それより遅くなりそうなときは、まず電話をしてから、お礼状を書くといいでしょう。
お歳暮のお礼で大切なことは、早めに感謝の気持ちを伝えることなのですね!
基本的にお歳暮のお返しは不要
お歳暮のお返しは、必要なのでしょうか? お歳暮は、あくまでもお世話になった人への感謝の気持ちを表す品です。お祝いの品とは違い、基本的にはお返しをする必要はありません。
けれども、お返しの品を贈りたいというときもありますよね。そのような場合は、どうすればいいのでしょうか?
一般的に12月20日頃までに送るとされているお歳暮の時期に間に合うようであれば「お歳暮」として品物を贈ります。
年を越えてしまう場合は、「お年賀」として1月1日~7日の「松の内(地方によっては1月15日)」の間に贈ります。
これよりも遅くなるときは、「寒中お見舞い」として、1月8日~2月4日頃の立春の間に贈ります(地方によっては1月15日~2月4日頃の間)。
お返しの品を贈るときに気を付けたいのが、「お礼」や「お返し」などの言葉を使わないようにすること。あくまで、お歳暮やお年賀として贈るということですね。「今回に限りお返しをしたい」という場合は、「お礼」「感謝」などの表書きにするといいそうです。
また品物の金額は、いただいたお歳暮の半額~同じ金額のものを選ぶようにします。いただいた品物以上のものを贈り返すのは、「今後、お歳暮はいりません」という意思表示になることもあるので、気を付けましょう。
お歳暮のお返しについて理解できて、すっきりしました。1年の終わりに失礼のないように、お歳暮のマナーを守りたいと思います。
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参照:株式会社日比谷花壇
イラスト:飛田冬子
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