素朴な疑問空気清浄機って花粉の季節だけ使えばいいの?

公開日:2018/11/02

空気清浄機って花粉の季節だけ使えばいいの?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

花粉症のひどい人にとって、春咲きは、本当につらいですよね。ワタシも花粉症がかなりひどいので、ウチでは花粉の季節だけ、空気清浄機を使うことにしています。

 

外に出るときはもちろんマスクを着けて、花粉が付きにくい上着を着て、花粉がたくさん飛んでいる日はメガネもかけて、外から帰ってきたら花粉を玄関でできるだけ落としてから家の中に入ります。そして、少し前から空気清浄機も出して動かしています。花粉の季節が終わったらしまう。毎年そんな感じ。

 

でも、夏前に花粉の季節が終わっているはずなのに、今年は秋になってから花粉症のように鼻がムズムズ、くしゃみも出てきたので、病院に行きました。先生に「一度アレルギー検査をしましょう」と言われて検査しました。そうしたら、ワタシのアレルゲン(アレルギーの原因物質)は、花粉だけじゃなくて、イエダニやハウスダストも含まれているそうです。(ショック!)

 

すると、先生から、「また空気清浄機を使ってみたら」とすすめられました。先生によると、空気清浄機は一年中、いつも使った方がいいそうです。ワタシは花粉の季節だけでいいと思っていました。

 

最近の新しい空気清浄機は、花粉だけでなくハウスダストや空中に漂うカビの胞子、ウィルス、それだけじゃなくて黄砂で問題になっているPM2.5、それよりさらに小さいタバコの煙のようなPM1.0や、新築の家から出る有毒ガスのホルムアルデヒドやトルエン、キシレン、酢酸エチルなど、人によってはアレルギーの原因になる揮発性有機化合物(VOC)までフィルターがろ過して取り除いてくれるものもあるそう(知らなかった!)。

 

だから花粉症の季節だけでなく、毎日使うことがおすすめだとか。ただ、注意しなければいけないのは、フィルターにも寿命があるので、一定期間使ったら必ずフィルターを新しいものに交換すること。古いフィルターのままだと効果がないばかりか、フィルターに付いた有害物質が場合によっては部屋に拡散してしまうことも。ワタシもこれを機に、フィルターを交換することにしました。

 

それから空気清浄機は、エアコンや扇風機から離して、部屋の空気の循環のいいところに置いた方が効果的だそうです。外から帰って来たら「自動運転」から「強」の設定にして、持ち込んでしまった有害物質をサッと除去させることも大切らしいです。

 

ところで、空気清浄機のカタログや広告では、○○イオンなど付加機能が強調されているものも多くありますが、先生の話では、残念ながら、医学的な裏付けがしっかり取れているとはいえないものが多いので、フィルターの性能と風量という基本機能、例えば、何分でどのくらいの広さの部屋の空気をろ過してきれいにできるかなどを重視して選ぶことがおすすめだそうです。

 

正しく効率的に空気清浄機を使って、花粉だけでなくインフルエンザ対策もしていきましょう!

 

 

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部屋には有害物質がいっぱいあるのね
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イラスト:飛田冬子

 


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