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2020年12月26日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
エビの背ワタを取っていたら、途中でちぎれてしまいました! いつも思うのですが、これってちょっとしたストレスですよね。それから、調理しても臭みがわずかに残ってしまうときがあって、それも気になっています。
これからもエビをおいしく食べたいので、エビの下処理の方法について調べてみようと思います!
黒い筋のような形状をしたエビの背ワタ。何となく見た目が悪いかなと思って取っているのですが、これって何なのでしょう? 背ワタの正体はエビの腸管。エビが食べたプランクトンや虫などを消化したものが残っているので、臭みの原因になります。ときどき砂が含まれていることもあるそう。食べても害はないらしいですが、取り除いた方がよさそうです。
殻をむいて調理する場合
殻付きのまま調理する場合
調理した後でも気になることがある、エビのちょっとした臭み。塩と片栗粉を使うことで消すことができます。塩でエビの臭みと汚れを浮き上がらせ、片栗粉でその汚れを吸い取ります。
エビの汚れや臭みの取り方
ちょっとしたひと手間で、エビの臭みを消すことができるのですね! これからは、しっかりと下処理をして、おいしくいただこうと思います。
せっかくだから、エビの栄養も調べてみました。身には、たんぱく質、ビタミンE、タウリンなどの栄養が豊富に含まれています。
筋肉や血液をつくるたんぱく質は、エビ100gにつき21gほど含まれていますが、この量は鶏むね肉と同じ程度なのだそうです。厚生労働省が推奨している1日のたんぱく質摂取量は、成人男性で60g、成人女性で50gなので、エビは高たんぱくな食材といえます。
若返りのビタミンと呼ばれることもあるビタミンEは、血行の促進やホルモンバランスの調整、血圧を下げる効果があるといわれています。
栄養ドリンク剤のコマーシャルなどで耳にすることも多いタウリンは、魚介類や甲殻類にたくさん含まれているアミノ酸の一つです。血中コレステロールを減らす効果が期待でき、疲労回復、動脈硬化、高血圧の予防にいいといわれています。
他には、以下のような栄養素が含まれています。
糖質と脂質が少なく、100g当たり90kcal前後とカロリーが低いため、ダイエットに適した食材です。ますますエビが食べたくなりました!
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参照:料理上手への道
イラスト:飛田冬子