素朴な疑問料理がおいしくなる!塩レモンの作り方とは?

公開日:2020/08/20 更新日:2022/02/04
塩レモン

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

先日、友人宅でのランチにお呼ばれしました。そのときに「これ、何!?」とビックリしたのが塩レモンとチーズのおにぎり。レモンの酸味と、ほどよい塩味、チーズのこくがマッチしていました!

友人いわく、塩レモンは調味料として料理に使うものなのだそう。それを聞いて、塩レモンについて調べてみたくなりました。

 

塩レモンとは


塩レモンは、カットしたレモンを塩で漬け込んだ万能調味料で、古くから中東のモロッコで使われてきた塩漬けのレモンが由来です。

 

作り方が簡単な上、無添加なのに保存ができます。熟成させれば味の変化も楽しめて、和洋中はもちろん、デザートにまで使えるという万能調味料。塩レモンを使うと、シンプルな味付けでも料理に深みが出るそうですよ。

 

皮を捨てることが多いレモンですが、皮に含まれるビタミンCは果汁の5~10倍以上といわれているので、レモンの栄養を丸ごと摂取するという意味でも、取り入れてみたいですね!

 

 

塩レモンの作り方

材料

  • レモン……4個(約400g)
  • 塩……40~80g(レモンの重量の10~20%の量)

 

下準備

  • 塩レモンを漬ける瓶は、煮沸消毒して乾燥させておく。
  • レモンは、よく洗い水分をしっかり拭き取っておく。

 

手順

  1. レモンを、くし切り、輪切り、みじん切りなど、好みの切り方で切る。小さく切ると熟成が早くなる。
  2. 塩、レモン、塩、レモンの順に瓶に入れていく。入れる途中、スプーンで上からぎゅっと押さえながら詰めていく。
  3. 最後に上に塩をかぶせるようにして、瓶のふたを閉める。このとき、ラップをはさんでふたをすると、瓶を振るときに水分が漏れない。
  4. 直射日光の当たらない涼しい場所に置き、1日1回瓶を振る。
  5. レモンからレモン液が出るようになったら、瓶全体を上下に返して全体をなじませるようにする。レモン液がとろっとなり、レモンの果肉がほろっとくずれ始めたら完成(最低でも1週間、熟成させるなら2週間が目安)。


注意点

  • 使用するレモンは、防カビ剤やワックスなどが使用されていない国産のものを使用する。
  • 塩の分量が少ないとカビが発生することがあるので、分量をきちんと量る。早めに使い切る場合はレモンの重量の10%の塩を入れ、長期保存する場合は重量の20%の塩を入れる。
  • 賞味期限は、塩分濃度や保存方法により変わる。下準備と塩分濃度に気を付けて作り、完成後は冷蔵庫で保存。塩レモンを取り出すときに、清潔な箸やスプーンで取り出すように注意すれば1年程度は保存が可能。
  • 長期保存する場合は、タッパーやプラスチック製保存袋ではなくガラス瓶を使うこと。

 

 

塩レモンで作るおいしい料理

 

鶏もも肉に塩レモンをもみ込み、一晩置いて揚げた「塩レモンの唐揚げ」や、塩レモンを加えた調味料でチキンをマリネして蒸し焼きにした「チキンの塩レモン南蛮」、塩レモンを加えることであっさりと仕上げた「塩レモンクリームパスタ」など、肉料理はもちろん、魚、パスタ、煮物、サラダなど、いろいろな料理に工夫次第で使えます。
塩レモンは、ソースや材料に混ぜ込む場合はみじん切り、煮物などにはそのまま使います。

 

塩レモンって本当に万能なのですね! うちでも、早速作ってみたいと思います!
 

 

 

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参照:ぶどうの木

   macaroni

   株式会社まつの

   レシピ大百科

   Nadia

   woman excite

 

フリマアプリで国内産レモンが買えるらしいです。
今日はさっぱりした料理が食べたいわ~♪

 

イラスト:飛田冬子

 


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