素朴な疑問家電寿命10年説の真実に迫る!

公開日:2018/08/22

家電寿命10年説の真実に迫る!

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

家電製品が同時に壊れて困った経験ってありませんか?

 

かく言うワタシも、そのむかし結婚を機に冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、洗濯機を一揃い買って、新婚生活を華々しくスタートさせたことがありました。(なつかし~)

 

そして日々の生活費を節約しつつ、つつましやかに過ごしてきたある日、それは突然やってきたのです。

 

ブーンブーンと唸りをあげる冷蔵庫、お米の味がしなくなる炊飯器、何分チンしても温まらない電子レンジ……これは何かの呪いなのかしら? と思わずおはらいしたくなってしまったあの夜。そう、あの日のことは今も鮮明に覚えています。

 

ああ、そういえば結婚してからちょうど10年、「スウィート10ダイヤモンド」はいつもらえるのかしら? と思っていたのもつかの間、これがうわさの家電10年説ね! となんだか妙に納得した覚えがあります。

 

これはきっと、家電メーカーの陰謀に違いないと早速メーカーに問い合わせても、10年限界説はことごとく否定されます。

 

「使い方次第で寿命は変わりますので、一概に10年とは言えません。○年保証というのは、万全を期して製造しており、お客様に安心してお使いいただける証でもあります。ですが、その過程で何かの不具合によって故障する可能性はゼロとはいえません。その場合は、申し訳ございません、取り替えさせていただきますという弊社の姿勢でもあります」

 

そんなこと言われてもすぐには信じられないけど、じゃあなぜ10年で壊れちゃうのかしら?

 

故障の原因は経年による部品の劣化、ホコリの付着、熱による障害、強い衝撃などがあるそう。

 

例えば、パナソニックは部品を保有して修理に対応する期間を開示してるんですね。https://www.panasonic.com/jp/support/consumer/repair/guarantee.html

 

これを見ると、テレビやビデオが8年、冷蔵庫が9年、エアコン10年、縦型洗濯乾燥機・洗濯機7年となっていて、やっぱり10年限界説はあながちウソというわけではなさそう。

 

でも一方で、家電は壊れる前に買い替えたほうがいいという人もいます。それは壊れてからあわてて買おうとすると、しっかり性能を見比べたり、価格の調査をすることなく購入してしまいがちだからです。

 

確かに10年も経つと冷蔵庫やエアコンなんて同じ価格で、消費電力が半分以下になっていたり、テレビなんて、液晶20型TVが10年前は20万円くらいだったのが、いまや2万円台、40型TVが3万円台って……頭がくらくらするくらいのお値段になっちゃってますね。浦島太郎になった気分。

 

こうなると、10年使い続けて突然壊れるのを待つよりも、下取りサービスができる間に新品をお得な値段で買ったほうが、長い目でみると賢い選択かもしれません。(フムフム)

 

あれれ? 最後は家電メーカーさんの営業マンみたいになっちゃった(笑)

 

 

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イラスト:飛田冬子

 


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