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素朴な疑問どうして猫は高い所からジャンプしても大丈夫なの?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ふと気配を感じて振り向くと、飼い猫が食器棚の上からジャンプ! きれいに着地して、何事もなかったかのように、ごはんを食べに行ってしまいました(びっくりした……)。いつも不思議なのですが、どうして猫って、高い所からジャンプしてもけがをしないのでしょう? 気になるので調べてみました。
猫は高い所が大好き
そもそも猫は、本能的に高い所を好む習性があるそうです。理由は、見晴らしがよいので外敵を察知しやすい上、獲物も見つけやすいから。また、他の猫を見下ろすことで、自分の優位性をアピールしているともいわれています。人間が、「落ちたら危ない!」とヒヤヒヤするような高い所でも、猫にとってはむしろ安全で安心できる場所なのですね。
でも、うっかり落ちたらどうなるのかしら?
猫の優れたバランス感覚と運動神経
もし、背中から落下したとしても、猫は自動的に体勢を整えて、必ず足から着地するのだそう。これは、平衡感覚をつかさどる三半規管の「前庭(ぜんてい)」という部分が、着地までの距離を自動的に計算して、脳に伝えるからなんですって。猫は着地までの距離に合わせて、空中で身を翻したり、ムササビのように手足を広げたりして、自らの落下速度を調節しているのです(かっこいい!)。
猫の腹膜内の臓器は、自由に移動できる独特の構造になっているため、容易に体をねじれるのだそう。弾力のある肉球は着地のショックを吸収し、強い筋力と柔らかな関節は尻尾でバランスを取って上半身を回転する「半回転」を可能にします。ちなみに、高さに限度はありますが、自分の身長の5倍程度は跳べるといわれています。
猫は狭い所も大好き
そういえば、猫って狭い所や暗い所も大好きですよね。そんな所にわざわざ入りたがるのも、やはり本能的な習性なのだそう。猫の祖先は、中東に生息する「リビアヤマネコ」だと考えられています。リビアヤマネコは、砂漠の穴蔵で外敵から身を隠して、ネズミなどを捕って生活していたといいます。こうした経験から、狭い場所は「安心できる場所」「獲物を隠して置ける場所」という刷り込みができたのでしょう。
そのため、猫は狭くて暗い所に狩猟本能をかきたてられるともいわれています。祖先が昆虫やイタチ、ネズミを捕獲していましたから、獲物がいそうな気がして、入りたくなってしまうのかもしれません。
我が家の猫は、着地する瞬間「んにゃっ!」と鳴くので、ついでに調べてみたところ、人間にとっての「よいしょ!」という掛け声なのだそう。知れば知るほど、猫って面白い動物ですね……。
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参照:進路のミカタ
イラスト:飛田冬子
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