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2020年02月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
洗面所の電球が切れてしまったので(長い間お疲れさま……)、新しい電球を買ってこなくっちゃ。最近はLED電球の方がいいってラジオで聞いたっけ……。せっかく買うなら節電できる電球がいいけど、節電できる電球ってどうやって選べばいいのかしら? 早速調べてみましょう!
一般家庭で主に使われている電球には、白熱電球・電球型蛍光灯・LED電球の3種類があります。
昔からある白熱電球は、オレンジっぽい暖色系の明かりが特徴。電球型蛍光灯は、細長い蛍光灯を丸めた独特の形状です。LED電球は、電気が流れると発光する「発光ダイオード」(Light Emitting Diode)と呼ばれる半導体が利用されています。
では、今ワタシが手に持っている洗面所の白熱電球を基準に、それぞれの消費電力を比較してみます。電球には「60W(ワット)形54W」と書かれていますが……そもそもW形とWってどう違うの?! 混乱しつつ調べてみたところ、「54Wの消費電力で60W相当の明るさがある」という意味なんですって。
この白熱電球を電球型蛍光灯に交換するなら、60W形10~12Wが同じくらいの明るさになるそうです。約1/4に消費電力が減るんですね! LED電球の場合は810lm(ルーメン=LEDの明るさの単位)と表記されたものが適切で、Wに換算すると(※)、60W形7~10Wです。※電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン参照
同じくらいの明るさなら、最も消費電力が多いのが白熱電球なのはわかりましたが、電球型蛍光灯とLED電球の節電効果に大きな差はないみたい……。店頭で値段の安い方に決めようかしら? と思いましたが、結論を出すのはまだ早い! 主婦たるもの、節約という観点からも比較しなければなりません。
電気料金を1kwh / 27円として、1時間当たりの電気料金および、電球1個の単価と寿命を比較してみました。
白熱電球は1時間当たりの電気料金が1.46円、電球1個100円程度で購入できて、寿命は1000時間が目安とされています。
一方、電球型蛍光灯(12W)の1時間当たりの電気料金は0.3円、電球1個400~1000円前後、寿命は6000~1万3000時間だそうです。
LED電球(10W換算)は1時間当たりの電気料金が0.27円、電球1個は約1000円からで、寿命はなんと約4万時間と、電球型蛍光灯の3倍以上違いました! ランニングコストを考えると、電気代の節約にはLED電球を選ぶのが正解のようですね。
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イラスト:飛田冬子