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2020年01月10日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この間、友人が相撲観戦に行ったそうです。思った以上の迫力でとても楽しかったと話していて、ワタシも行ってみたくなりました! でも、相撲って「土俵から出たら負け」くらいしか知らないんですよね。決まり手を知っておけば、もっと相撲を楽しめそう! ということで、いくつくらい決まり手があるのか調べてみました。
相撲の勝負を決める技である「決まり手」は日本相撲協会によって定められており、全部で82種類あるそうです。以前は「掛け手」・「投げ手」・「反り手」・「ひねり手」の4分類48手しかなかったそうですが、1960(昭和35)年に70手に増えました。そして2000(平成12)年に現在の82手と後で説明する「非技」が5手加わり、4分類から6分類+非技へと変化したのです。
「非技」とは、まれに自分のミスで土俵からはみ出したり、手をついてしまったりしたときの勝負結果のことで、「勇み足」「つき手」「踏み出し」「腰砕け」「つきひざ」の5つがあります。他にも相手の髪をつかんだり、拳で殴ったりすると、反則行為として即座に負けになってしまいます。「禁じ手」という言葉は、この反則行為が語源になっているという話も。
調べているうちに、他にも興味深いことがわかりました。2019年の全場所で最も多く使用された決まり手は「寄り切り」で、3788回登場しています。2番目に多いのが「押し出し」で3738回、3番目が「叩き込み」で1296回。その次からの決まり手の登場回数は1000回以下になるので、「寄り切り」、「押し出し」、「叩き込み」の3つの決まり手を覚えておくだけで、相撲観戦が楽しめそうです。
相撲の決まり手は前で紹介したとおり82手と非常に多いですが、よく使われている技の種類は意外と少ないということですね。全部を覚えるのは難しいけれど、10手くらいなら覚えられそうな気がしてきました。「これは〇〇って決まり手ね」なんて言いながら相撲観戦する日も夢じゃないかも!
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参照サイト:大相撲.jp
イラスト:飛田冬子