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素朴な疑問炊飯器の「保温」は何時間までOK?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
生活サイクルが違うと、家族の食事の支度をするのも大変ですよね。一回ごとにごはんを炊くのは大変だから保温機能を使っているけど、あまり長く保温してると味が落ちるっていうし衛生的にも心配になってしまいます。炊飯器の保温でおいしく食べられる時間って一体どれくらいまでなんでしょう。さっそく調べてみました!
保温について考える前に、まずはお米が炊けるメカニズムを知っておく必要がありそうです。お米にたくさんのデンプンが含まれているのは、よく知られている話ですね。このデンプンって、炊く前はβ(ベータ)デンプンと呼ばれているそうです。βデンプンは、水分や熱が加わることでα(アルファ)デンプンへと変化します。
α化したデンプンは柔らかく甘みがあり、消化に適した状態になります。つまり食べて「おいしい」と感じるお米は、αデンプンに変化したお米ということになりますね。しかしαデンプンは時間がたつとβ化が進み変質してしまいます。ごはんが固くなったり、黄ばみやニオイが出てくるのはこのせい。
β化は冷たく乾燥した環境でより速く進みます。炊飯器の保温機能は、このβデンプンへの変化を遅らせるものだといえそうです。では、どのくらいまでなら保温しておけるのでしょうか?
一般的に炊飯器の保温時間は、12~24時間が限界だといわれています。つまり、朝炊いたご飯を晩に食べてもOKということね。ただ保温中も味は落ち続けているので、炊き立てのおいしさを維持するなら、5~6時間で食べきるのがベターのようです。それ以上の時間で保存したいなら、炊きたてのうちにラップや保存容器に入れて冷凍するのがいいとか。なるべく早く炊飯器から出して、冷凍するなり食べきってしまうなりするのが一番ということね。
できるだけ味を落とさないように保温するには、炊飯器の中をいつも清潔に保って雑菌の繁殖を防ぐことも大切なんだそうです。小さな米粒がふたに挟まると蒸気や熱が逃げるので、ごはんの劣化が早まってしまいます。日頃からこまめに掃除しておくのが大切ということですね。炊飯器の掃除って、つい見落としがち。気を付けなくっちゃ!
最近では長時間の保温を前提にした炊飯器も販売されているんですって。なんと40時間の保温にも対応できるものもあるそうなので、家族の人数が多い家庭はこういう炊飯器を使うのもいいかもしれませんね。
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参照:いちえ
イラスト:飛田冬子
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