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素朴な疑問のぼせない効果的な温泉の入り方ってあるの?
まだまだ暑い日が続きますね。汗を流すならやっぱりお風呂。ワタシは眠る前には必ず湯船に漬かるようにしています。湯船に入ったか入らないかで、翌日の体の状態が全然違うんですよね。
毎日のお風呂もいいけど、たまに温泉に入ると別格です。今度の連休には友人と温泉旅行を企画中なので、より効果的な温泉の入り方が気になり、調べてみることにしました!
まず、入浴前にしっかりと「水分補給」をすることが大切だそう。入浴をすると個人差はありますが、300~500mlくらいの汗をかくといわれています。事前に補給しておくことが血液の粘度が高まるのを抑え、脳卒中や心筋梗塞のリスクを低くすることが期待できるそうです。目安として入浴の15分前くらいがいいらしいですよ。
水分補給を済ませたら、体を洗ってドボンと湯船に直行ではなく、お湯の温度に体を慣らすため、必ず「かけ湯」をしましょう!
そして、入浴は半身浴から始めるといいそうです。首まで漬かってしまうと心臓への負担が大きくなるそうなので要注意! 頭を浴槽の縁にのせ、体を浮かせて横たわる寝湯もおすすめとのことです(これ、気持ちいいですよね~)。
温泉でついついやってしまいがちですが、長湯は厳禁! 一度に長時間温泉に浸かるのではなく、汗ばむ程度で浴槽から出ることを心掛けましょう。その後ひと休みしてからまた入浴というのを2~3回繰り返すのがベスト。体が慣れてもし余裕がありそうなら、湯の中で手足の関節や筋肉を動かしてみてください。浮力が働くので軽い負荷で筋肉や関節をよりほぐすことができるそうです。
最後に、温泉から上がるときは、温泉の効果を洗い流さないようシャワーを浴びず、体を軽くタオルで拭う程度でいいそうです。また、思っている以上に汗をかいているので、温泉から上がったら白湯やスポーツドリンクで必ず水分補給をしっかりしましょうね(アルコールはしばしお預けね)。
さらに、体や髪をしっかりと乾かし、湯冷めに気を付けましょう。入浴することでエネルギーを消費しているので、体調が安定するまで、30分以上はゆっくりと休むこともポイントです。温泉地に行くとついつい何度も入ってしまいがちですが、入浴は意外と体に負担がかかってしまうので、1日に入る回数は3回くらいまでにとどめておいた方がいいそうです。
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参照:一般財団法人日光市公共施設振興公社「正しい温泉の入り方」
イラスト:飛田冬子
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