素朴な疑問訪問先の玄関で靴を脱ぐときの正しい作法は?

公開日:2019/06/28 更新日:2023/05/26

訪問先の玄関で靴を脱ぐときの正しい作法は?

 

子どものころ、「畳のヘリは踏んじゃだめ!」「敷居を踏むのもだめなんだよ!」と教えられました。怒られるのが怖くてしっかりと教えを守っていた記憶があります。

 

大人になると、覚えていたはずの作法がいつの間にかあいまいになって、これで間違ってないかな? と不安になることがあるんですよね~。

 

最近あいまいになっているのが、玄関での靴の脱ぎ方。気軽な友人宅への訪問だと、後ろ向きのまま靴を脱いでお邪魔しま~すみたいな感じなのですが……。

 

そこで、訪問先の玄関で靴を脱ぐときの正しい作法を調べてみました。

 

訪問先の玄関で靴を脱ぐとき、靴の方向を気にして後ろ向きのまま靴を脱ぐのはNGです! 靴の方向をそろえるという点では問題ないのですが、訪問先の方におしりを向けてしまうという点が失礼にあたるのだそうです。

 

では、正しい作法は? 玄関に入ったらそのままの向きで靴を脱ぎ、上がり框(かまち)に上がります。スリッパなどが用意されている場合はそれを履き、玄関側に体の向きを変えながらかがみます。このとき、訪問先の方におしりを向けないように、ななめに向いてヒザをつくようにするのがポイント! その姿勢のまま、玄関側に靴の先を向けるように置けば大丈夫です。

 

さらに覚えておきたいのが、靴の置き場所。(そんなこと気にしたことなかったわ!)下駄箱のある方とは反対側に置くのが正しいのだそう。

 

これでもう訪問先の玄関で靴を脱ぐときの正しい作法はバッチリです! あともう一つ、意外に困るのがブーツを履いているとき。訪問がわかっている時はなるべく履いていかないようにもできますが、避けられない場合もありますよね。そんな時は、どうすればいいのでしょうか?

 

まず、かかとを床につけた状態で腰を落としながら、ファスナーを下げます。ブーツを脱いで上がり框に上がり、ななめに向いてヒザをついた姿勢でファスナーを閉めます。ブーツの上半分を同方向に揃えて折ったあと、向きを変えて置けばオーケー。

 

作法を確かめておくと、いざという時に余裕を持って相手に失礼のない対応ができそうです!

 

 

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参照:生活知恵袋

 

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イラスト:飛田冬子

 


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