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2019年05月04日
素朴な疑問
とある日の夕食時のこと。ビールを飲んでいたお父さんがポツリ。「やっぱり家で飲むビールより外で飲むビールのほうががうまいよなあ」ですって! 思わず、私が出したビールじゃ不満ってこと!? とカチンときてしまいましたが、考えてみれば確かにお店で出てくるビールはおいしいかも。
自宅でも飲食店のようにビールをおいしく飲める方法があったらいいのに。気になったのでさっそく調べてみました。
オリオンビール株式会社のホームページによれば、ビールはとてもデリケートな飲み物なのだそう。直射日光や急な温度変化、振動を嫌うんですって。つまり、直射日光の当たる場所でビールを保管したり、すぐに冷やしたいからといって冷凍庫に入れたり、飲む前に揺らしたりしてはいけないということですね。
ビールは冷やすほどおいしいと思っていたのですが、実はそうではないみたい。ビールの適温は6度から8度。季節に合わせて夏は少し低めにしたり冬は少し高めにしたり調節すると、さらにおいしく飲めるそうです 。
また、グラスは洗ったあとに自然乾燥させることが重要とのこと。ふきんで拭いてしまうと繊維のクズがついてしまい、泡が立ちにくくなりビールの味が落ちてしまうのだとか。グラスを冷蔵庫で冷やすのも大事なこと。
最も重要なのはビールをグラスに注ぐときの手順です。
初めはゆっくりと注ぎ、徐々に勢いをつけていくのが大事とのこと。勢いよくビールを注ぐとグラスは泡だらけになりますが、そのまま放置すると泡の勢いが徐々におさまり、細かいクリーミーな泡だけがビールの上に残るんですって。
さらに、泡の勢いが完全におさまってから、グラスのふちに沿ってゆっくりとビールをもう一度注ぐのが大きなポイントです。ビールと泡の比率は7対3が理想といわれています。確かに少し泡が多めのビールは見た目にもきれいですよね。
ちなみにこの泡は、 ビールから炭酸が逃げるのを抑える機能があるそうで、完全に飲みきるまで泡を消さないようにすると最後までおいしく楽しめるというわけです。
ビールのおいしい飲み方について調べていたら、なんだかビールが飲みたくなってきてしまいました。今夜はお父さんと2人で、自宅でおいしいビールを楽しむことにしようと思います。ビールがおいしくて太るのが心配な人、こちらをご覧ください→「ビールを飲むと太るって本当?」
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参照:オリオンビール株式会社
イラスト:飛田冬子