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2019年05月02日
素朴な疑問
一度はやってみたい! ってこと、みなさんありますか? ワタシは、富士山頂から御来光を拝むこと! 実は10年前に、友人に誘われて富士登山に挑戦したことがあるのだけど、その時は残念ながら天気が悪くて登れなかったんです。(ガーン)そこで今年の登山シーズンに富士登山にリベンジしてみようと、調べてみました!
すると、富士山には4つの登山ルートがあり、難易度や所要時間がかなり違ってくることがわかりました。
1つ目が富士山に登る半数以上の人が利用する「吉田ルート」。(ワタシたちもここから登りました)標高2,305メートルの富士スバルライン5合目を出発し、6合目で吉田口登山道と合流。山梨県側の富士山の北側から山頂を目指します。標準登山時間が登り約6時間、下り約4時間。登山口までのアクセスの良さや登りの登山道に山小屋が多いことが人気の理由かもしれません。
そして2つ目は、標高2,380メートルの富士宮口5合目を出発し、静岡県側の富士山南側から山頂を目指す「富士宮ルート」。登山口の標高が1番高いので山頂までの距離が短く、吉田ルートの次に人気があるみたい。標準登山時間は、登り約5時間、下り約3時間。
3つ目は「須走ルート」で、1970メートルの須走口5合目を出発し、静岡県側の富士山東側から目指すルート。標準登山時間は登り7時間、下り3時間です。特徴は、標高の高い位置まで樹林帯が広がっていて日差しから守られること。でもその分見通しがきかなくなることもあるそう!
4つ目は「御殿場ルート」で、1,440メートルの御殿場口新5合目を出発し、静岡県側の富士山南東側から山頂を目指すルートですね。こちらは出発点の標高が低くて歩く距離が長くなるので、登り7時間30分、下り3時間と、一番健脚向きのコースかも。(ワタシには厳しい~)他のルートに比べて山小屋が少ないけど、最も登山者が少ないので静かに登山を楽しめるというメリットはあるかもしれないわ。
いかがかしら? 数字だけ見ると意外と短いって思いました? それとも長い?
富士山総合案内の方に、ハルメク世代にどのルートがお勧めかと聞いてみたら「吉田ルートと富士宮ルートが山小屋も多く、救助・救護体制もあるので安心ですね。でも富士山ですからどのルートも簡単ではありませんよ。しっかり準備して取り組んでくださいね」とのこと。
やはり日本一の高さを誇る富士山、決して簡単にはいかないのです。
登山に向けて体力をつけること、登山に必要な装備をしっかりすること、ゆとりのある行程を計画することが大切ですよね。今は山小屋も色々なタイプがあるから、山小屋に1泊して体力を回復させるのもいいかもしれません。(徹夜の登山はきついし危ないわ)
皆さんも、この夏の富士登山に向けて体を鍛え始めるのはいかが?
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イラスト:飛田冬子