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2020年09月27日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
テレビで各地の朝市を特集していました。海のもの、山のもの、伝統工芸品……。楽しそうです! 特集の中で「三大朝市」を紹介していました。いつか行ってみたいと思ったので、詳しく調べてみました。
「勝浦朝市」は、1591年に勝浦城主が農水産物の交換の場として開設したのが始まりとされています。開催は朝6時から11時まで。出店数は約50軒ほどで、基本的に毎月1日~15日は「下本町通り」、16日~月末は「仲本町通り」で開かれるそうです。
勝浦朝市は、季節を感じられる朝市です。水揚げされたばかりの魚介類、採れたての野菜、といった生きのいい食材が並びます。また、塩辛や干物などの加工品、竹、木、わら細工といった工芸品もあるそうです。
勝浦朝市のおすすめを一部紹介します。春は初ガツオやイチゴ、桜餅や草餅。夏はホオズキやプラム、カブトムシやクワガタ(!)。秋は下りガツオや干し柿、ススキと団子の「お月見セット」。冬はビンチョウマグロやユズ、しめ飾りも売っています。また、南蛮屋のわらび餅も朝市の名物の一つです。
「輪島朝市」は、平安時代から行われていたと記されている文献が残っているそうです。なんと1000年以上の歴史があるってことね!。神社の祭礼日などに、物々交換をしていたことが、朝市の始まりだといわれています。出店数は200軒以上で、「朝市通り」と呼ばれる商店街で朝8時から12時まで開催されます。
輪島朝市は、農産物や加工食品もありますが、何といっても海産物の食べ歩きがおすすめです。蒸しアワビや貝類は、大きくて食べ応えがあるそう。商店街の屋台では、その場で買って食べることができます。特に、新鮮な魚を串に刺した「串刺身」は、200円からとリーズナブルなお値段です。伝統的な輪島塗で作られた箸やアクセサリーも有名です。
「飛騨高山朝市」は、江戸時代に高山別院で行われていた「のみの市」がルーツといわれています。こちらの朝市は、「宮川朝市」と「陣屋前朝市」として、2か所で開催されます。店舗数は、それぞれ30~40軒ほど。朝7時(冬期は朝8時)から12時頃まで開いています。
飛騨高山朝市には、山菜、野菜、渓谷の魚、果物、工芸品などが並びます。注目したいのは、昔から地元で食べられていた「宿儺(すくな)かぼちゃ」や「飛騨ネギ」「アズキナ」、「縞(しま)ササゲ」など、珍しい伝統野菜です。 また、お守りとして親しまれている「さるぼぼ」というかわいらしい人形も人気があるそう。朝市にほど近い右衛門横町では、地酒のソフトクリームが食べられます。
“三大○○”とは、正式に認定制度があるわけではないので、ものによっては解釈がさまざまあります。朝市も、佐賀県の「呼子朝市」を入れて四大朝市とする場合もあるようです。呼子朝市は、大正時代からの歴史があり、唐津市呼子町の松浦町商店街に約50件の露店が並びます。朝7時半から12時くらいまで開いていて、元日以外は毎日開催しているそうです。
呼子と言えば、やっぱり海鮮! 生ものだけでなく、名物イカなら一夜干しや塩辛なども買ってみたいところ。また、とれたてのアワビやサザエ、ウニなどがその場で食べられるのも楽しみです。
地域によって個性がありますね~。コロナ禍が落ち着いたら、ワタシも家族や友人と朝市に行ってみたいと思います。
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参照:千葉県勝浦市
イラスト:飛田冬子