ようこそ!我が家「フィンランド編」インテリアの達人のお宅訪問
2025.01.122023年12月08日
素朴な疑問
ラグ・カーペット・絨毯の違いって?選び方は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
リビングに敷く敷物を新調しようと娘とインテリアショップであれこれ見ていると、ふわふわで毛足の長いおしゃれなカーペットを見つけました。
娘に「このカーペット、リビングに敷いたら素敵だと思わない? 」と言うと、「これってカーペットじゃなくて、ラグでしょう? うちのリビングには少し小さいんじゃないかしら」ですって!
カーペットとラグって、そんなに違うものなのかしら? だとすると、絨毯とも違うということよね。うーん、違いがよくわからないので、調べてみた方がよさそうね!
ラグ・カーペット・絨毯の違い
「ラグ」と「カーペット」は、すべて絨毯の一種です。
カーペットはもともと繊維製の敷物全般の総称で、日本語で「絨毯」といいますが、現在は以下のようにサイズと敷き方でラグと区別されています。
【ラグ】
サイズが3畳未満の敷物のことで「ラグマット」とも呼ばれる。
1〜2.5畳程度のものが多く、部屋全体に敷きつめるというよりも、部屋の一部に置いたり家電や家具の下に敷いたりなど、主にインテリアのアクセントとして使われる。
デザインや素材も多様で、丸型や楕円形、長方形など、形のバリエーションも豊富。
季節や気分によって手軽に模様替えができ、こまめに洗濯ができるため、頻繁に模様替えをしたい人や清潔を保ちたい人に向いている。
なお、1畳未満の敷物はラグではなく「マット」と呼ぶ。
【カーペット】
サイズが3畳以上の敷物のこと。「絨毯」とも呼ばれ、部屋の広範囲に敷きつめて床材として使用する。
部屋全体にピッタリと敷き詰めれば、滑ったりズレたりする心配がない。
また、好きなサイズや形にカットできるものも多く、部屋の形や敷きたい場所に合わせられる。
一般的にはウールやナイロンなどの繊維が使用され、厚みや柔らかさがあるため、音や振動を吸収することで階下への防音対策としても役立つ他、足への負担も軽減できる。
ラグ・カーペット・絨毯の選び方のポイント
ラグやカーペット、絨毯は、以下のポイントに注目して選びましょう。
【サイズ】
まずは敷物を敷く場所を決め、その場所に合わせてサイズを選ぶ。
ラグは敷きたい場所の大きさを大体把握していれば大丈夫だが、カーペットは部屋の形に合わせる必要があるため、正確なサイズを測っておくようにする。
【機能・素材】
ラグやカーペットには防ダニや防音、抗菌、はっ水、防炎などさまざまな機能がついている。そのため、部屋での過ごし方を思い浮かべ、どのような機能が必要かを考えて選ぶことが大切。
ラグやカーペットに使用される素材は、大きく分けてナイロンやポリプロピレンなどの化学繊維、ウールやコットンなどの天然繊維の2種類がある。
化学繊維は機能の種類が豊富でリーズナブルな価格が特徴。一方、天然素材は湿度調整に役立ち、耐久性も高いのが魅力。
【カラー・デザイン】
ラグやカーペットは、部屋の印象を大きく左右するため、部屋の雰囲気や家具とのバランス、理想の部屋をイメージしながら、カラーやデザインを選んでいく。
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イラスト:飛田冬子