素朴な疑問新札(新紙幣)はいつから発行?デザインや変わる理由

公開日:2023/10/23
新札(新紙幣)はいつから発行?デザインや変わる理由
新札(新紙幣)はいつから発行?デザインや変わる理由

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

テレビをぼんやり見ていたときのこと、新札についてニュース番組が取り上げていました。「お札のデザインが変わるのっていつからなのかしら? 」とつぶやくと、ダンナさんが「変わってても気が付かないんじゃないの? 」ですって!

 

なんだか腹が立ったので、お札のデザインを定期的に変える理由も調べてびっくりさせちゃいます!

なぜ?お札のデザインが変わる理由

今回の新札(新紙幣)の発行は2024年、前回は2004年、その前は1984年と、紙幣のデザイン変更は20年ごとに実施されています。

その理由は偽造防止のため。現金を安全に使えるよう政府がさまざまな工夫を凝らしているのです。

新札(新紙幣)の発行は2024年7月前半が目途

新札(新紙幣)の発行は2024年7月前半が目途

2023年6月28日、財務省と日本銀行は2024年7月前半を目途に、千円札・5千円札・1万円札の新札(新紙幣)を発行すると発表しました。

 

具体的な発行開始日についてはまだ発表されていませんが、所要の準備が整ってから財務省告示によって公示されます。

 

今回、新札(新紙幣)発行の発表があったのは、2019年4月1日に新元号が発表された直後のこと。

 

発行までに5年も期間が空いているのは、紙幣の印刷開始までに2年半、そこから民間企業が自動販売機やATMなどの機器への対応準備をするのに2年半かかるためだと、当時の麻生太郎財務大臣が説明しています。

新札(新紙幣)はどう変わる?選ばれた人物は?

2024年7月に発行される新札(新紙幣)には、角度を変えると立体画像が回転しているように見える、世界初となる最先端のホログラム技術の他、これまでよりも繊細で再現が難しい「すかし」が導入されます。

また、千円札・5千円札・1万円札には、それぞれ新たに以下の3人の人物の肖像画が描かれます。

 

【千円札:北里柴三郎】

【千円札:北里柴三郎】

破傷風の予防・治療法を開発した微生物学者。感染症医学の発展に貢献したことから、「近代医学の父」と呼ばれている。

 

【5千円札:津田梅子】

【5千円札:津田梅子】

女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家で、政府が欧米に派遣した「岩倉使節団」に加わった最初の女子留学生のひとり。

 

【1万円札:渋沢栄一】

【1万円札:渋沢栄一】

第一国立銀行や東京証券取引所、東京ガスやキリンビールなど、500もの企業設立にかかわった人物で「日本近代社会の創造者」と呼ばれている。

 

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参照:日本商工会議所

   みんなのマネ活

   NHK政治マガジン

   国立印刷局

ハルメク子さん
古いお札、1枚ずつ取っておこうかしら!

 

イラスト:飛田冬子


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