白髪を抜くと、さらに増えるって本当?
2020.09.212022年07月17日
素朴な疑問
足つぼを押すと痛い理由って?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
肩こりがひどくて「整体にでも行こうかしら……」と悩んでいたら、娘が「足つぼに行ってきたら?」とひと言。足つぼって痛いイメージがあるけれど、なぜ足つぼを押すと痛くなるのかしら?気になったので、調べてみました!
足つぼを押すと痛い理由って?
もともと人は凹凸のある道を裸足で歩いていましたが、現代人は靴で平らな地面を歩くことが多いため、足裏への刺激がほとんどない状態です。
その上、体のどこかに不調があったり、疲れていたりすると、足裏にある反射区(足裏に臓器を縮小して当てはめたもの)が強めに痛みを感じます。
さらに、足は骨や筋肉、腱、靭帯など複雑な構造となっていることから、筋肉が凝っていたり、腱が傷ついたりしているなどの理由から、痛みを感じやすい部位となっています。
ちなみに、反射区は毛細血管の集まりで、各器官と神経でつながっているため、そこに対応する臓器が活性化されます。足を刺激することで臓器に影響を及ぼすなんて、不思議だったけどそういうことなのね!
痛いほど効くって本当?
足つぼは、足裏をもみほぐしているうちに痛みが伴うというだけであり、痛みを与えることが目的ではないですし、痛いほど効くということではありません。
足つぼを押したときに激痛が走る人は、その部位の反射区に不調があるということです。
足裏をもみほぐしていくと、そのうち同じ強さで足つぼを刺激しても痛みを徐々に感じなくなっていきます。
足つぼマッサージを受けてはいけない人も
足つぼは全身の不調を改善させたり、血行を促進してデトックスをする効果があるなど、不調を感じているときに受けたい施術ですが、以下のような方は施術を受けられないので注意しましょう。
- 糖尿病
- 高血圧
- 腎臓病
- 心臓病
- 妊娠中
- 飲酒前後
血行を促進する効果がある足つぼは、血行促進によって症状が悪化してしまうような疾患を持っている方には不向きです。
妊娠中の方に対しても、反射区がどのように胎児に影響を与えるか、十分な研究が行われていないため足つぼは避けておくのが無難です。
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イラスト:飛田冬子