
巻き爪解消を目指せる「正しい歩き方」
間違った歩き方は足トラブルを招き、健康寿命に影響があることを知ってましたか?正しい歩き方と足トラブル対策を専門家が解説!
更新日:2024年06月22日 公開日:2023年06月02日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
今日はなんだか朝から頭が痛くて、体調が良くありません。ソファで横になっていると、娘が「それって天気のせいじゃない? 」とひと言。
たしかに雨が降っていて気分が滅入っているのかもしれないけれど、頭痛まで起こるのかしら? 1日中寝ているのももったいないので、調べてみましょう!
梅雨の時期や天気が崩れたときに持病が悪化することを一般的に「気象病」といい、そのうち頭や首、肩の痛みが起きたりめまいや気分の落ち込みが起きたりなど、心身の不調に関するものを「天気痛」と呼びます。
天気の変化が体調に影響を及ぼす理由は、気圧の変動にあります。
気圧の変化によって体内の水分バランスが乱れて水分を必要以上にため込んでしまうため、血管が拡張して神経が圧迫されて、頭痛が起こったり気温や気圧の変化を自律神経が感じ取ることでめまいやだるさが起こったりするのです。
なお、雨の日に起こる頭痛は、その種類によってメカニズムが異なります。
頭のこめかみから額にかけてズキズキと痛む偏頭痛は、血管の拡張が主な原因です。気圧が低くなると通常よりも身体に気圧がかからない状態となり、血管がふくらんで神経に作用することで痛みが現れます。
また、緊張性頭痛は体内で生成されるセロトニンの分泌が低気圧によって不安定になることが原因です。
セロトニンには血管を収縮させる働きがある一方、分泌量が少ないと脳の血管が急激に膨張します。すると周囲の神経が興奮状態となり、炎症が発生して痛みが現れるのです。
女性は月経などによるホルモンバランスの変化が激しく、自律神経もたくさん働いているため、男性よりも気圧の影響を受けやすく、更年期障害が悪化するなど体調を崩しやすいといわれています。
特に新幹線や飛行機に乗ったときに耳が痛くなりやすい人やよく耳鳴りがする人、偏頭痛もちの人、季節や天気によって体調を崩しやすいという自覚がある人などは、天気痛が起こりやすいので注意が必要です。
天気痛を防ぐために自宅で簡単にできる方法として「耳マッサージ」があります。
両耳を軽くつまんで上や横、下に引っ張ったり、耳を横に引っ張りながらうしろに回したり、両耳を包むように曲げたりなどして耳周りの血流を整えると、天気痛の症状が起こりにくくなります。
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参照:全薬グループ
イラスト:飛田冬子
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