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2019年02月08日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
さて、今日の疑問は大好きなお寿司屋さんのこと。お寿司屋さんって専門用語というか、隠語というか、独特の言葉を使います。なぜこんな呼び方をするのかしら?
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お寿司屋さんでは握り寿司の握り(すし飯のことですね)のことを「シャリ」と言いますよね。どうしてシャリと呼ばれるようになったのでしょうか?(食べてもシャリシャリ音はしません)気になったので早速調べてみました~。
まず、シャリの由来については大きく2つのいわれがあります。
ひとつ目は、東京都世田谷区砧にある成城山 耕雲寺さんのブログ「仏教から生まれた日常の言葉」第63話舎利(シャリ)が参考になります。
シャリの語源はお釈迦さまの遺骨「仏舎利(ぶっしゃり)」に由来しているとのこと。その理由として、仏舎利は非常に微細でその形が米粒に似ているからだそうで、お米のことをシャリというようになったというのです。ちなみに、仏舎利は、現在東南アジアの仏教国に散在しています。お釈迦さまの遺体は古代インドで火葬され、その遺骨は細分化され、インド各地に運ばれて仏舎利塔が建てられました。(日本の五重塔も仏舎利なんですよ!)
さらにもう一つのシャリの由来を見ていきましょう。『ふしぎな雑学読本(坪内忠太著)』によると、サンスクリット語で米という意味の仏教用語「シャーリ」からきているという話が紹介されていました。
どちらの説が正しいのかはわかりませんが、どちらであったとしても仏教に由来すること、お米を大切に扱ってきたということがわかりますね。
米粒ひとつも残さないオンナと呼ばれているワタシですが(笑)、日々食事ができることに感謝しているからなのです。(そういうとカッコイイですけど、単なる食いしん坊)
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参照:成城山 耕雲寺のHPより
【参考文献】
イラスト:飛田冬子