50代以降が注意したい3つの「目の病気」症状と対策
2024.02.10公開日:2023年05月13日
素朴な疑問
ブルーライトは危険?人体に与える3つの影響を解説

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
今日はダンナさんが在宅ワークで家にいます。メガネをかけてパソコンをカタカタ……。見慣れないメガネをしているので、「そんなメガネ持っていたっけ? 」と聞くと、「これはブルーライトカットメガネだよ」ですって。
ブルーライトって、聞いたことはあるけれどよく知らないわ。気になるので、調べてみることにしました。
ブルーライトって何?
ブルーライトとは、太陽光に含まれている光のひとつで、波長が380~500nm(ナノメートル)ある青色の光線のことをいいます。人の目で見ることのできる光(=可視光線)の中で、強力なエネルギーを持っているのが特徴です。
一般的に、光は波長が短いほどエネルギーが強いといわれています。紫外線の次に波長が短いブルーライトは、非常に強力なエネルギーを持つとされ、人体への悪影響も心配されています。
ここ数年でLEDディスプレイを搭載したテレビやパソコン、スマートフォン、ゲーム機、液晶テレビ、LED照明など、ブルーライトを発する機器が生活の中で急増し、人体への影響が心配されるようになりました。
ブルーライトが人体に与える影響
ブルーライトをどのくらいの量、時間浴びると悪影響が出るのかはまだ明確にはなっていませんが、スマホやゲーム機を多くの人が所持し、使用時間が長くなったことで人々の日常生活には支障が出始めています。
【目への影響】
- 目の疲れ
- ドライアイ
- 目のかすみ
- 焦点が合わない
- まぶしく感じる
- 網膜の傷み
- 加齢黄斑変性症
【身体への影響】
- 頭痛
- 肩こり
- 睡眠リズムの乱れ
- 睡眠不足
- イライラ
- 肌のうるおい・透明感・ハリなどの低下
ブルーライトは、網膜に届くことで体内時計を整える役割をしているだけでなく、体温やホルモンバランスの調節にも影響しています。そのため、ブルーライトは長時間見続けると目の負担になるだけでなく、頭痛や肩こりなど全身に悪影響を与える可能性があります。
また、通常は朝に太陽光のブルーライトを浴びて体が覚醒し、夜になるにつれてブルーライトを浴びる量が減少することでスムーズに睡眠に入っていきます。しかに現代では、一日を通してデジタル機器から発生するブルーライトを浴び続けるため、脳がきちんと睡眠モードにならず、睡眠リズムが乱れてしまうのです。
ブルーライトは肌にとってもストレスとなり、肌トラブルの原因となる成分を増加させるので、できるだけ浴びないよう対策を行うことが大切です。
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参照:スマイル

イラスト:飛田冬子