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2021年08月01日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、リモートワークを始めた友達が、急にパソコンの動きが遅くなったとぼやいていました。もしかしてノートパソコンの寿命かしら……。そもそもノートパソコンって、何年くらい使えるのでしょうか? 気になったのでさっそく調べてみました!
ノートパソコンの寿命は、使い方にもよりますが、1日8時間の使用で平均4~5年といわれます。長年使うことで、データの保存や読み出し、プログラムを書き込んだりするハードディスクそのものの寿命やバッテリーの故障リスクが上がるのが原因です。また、ノートパソコンは持ち運べる利点がある一方で、据え置き型のデスクトップパソコンと比較すると衝撃を受けやすい環境といえます。
性能面での懸念点もあります。日進月歩のIT機器だけに、パソコンの心臓ともいえるOS(オペレーティング・システム)は常に進化し続けています。例えばWindowsの場合は、Windows7、Windows8、Windows10と次々にOSがバージョンアップしていきますよね。古いままのOSを使ったままだと、メーカーのサポートが終了してしまうこともあり、セキュリティの観点からもリスクが高いと言わざるを得ません。
加えてハードディスクは、毎日使用する人の場合、寿命は5年ほどが目安になります。寿命が近づくと、ノートパソコンの動作スピードが遅くなったりフリーズすることが多くなったり、電源が入らなかったり、急に電源が落ちたりする場合があります。その際は、買い替えを検討した方がよさそうです。
決して安くはないノートパソコンだけに、なるべく長く使いたいですよね。そこで、長持ちさせるポイントをご紹介します。
ノートパソコンは内部に熱がこもると、本体の寿命が短くなる原因になります。そのため、吸気口にホコリがたまるのを避け、排気口をふさがないようにして稼働中は通気を良くするのが大切です。
持ち運ぶ際などは、専用のケースに入れて衝撃を避け、丁寧に扱いましょう。ノートの上に重いものを置くとパーツ損傷のリスクが高まるため、注意が必要です。
飲み物など、液体をパソコンにかけるのはNGです。万が一、液体がかかったしまった場合は、すぐに電源を切り、電源ケーブルを抜いて水分を拭き取り、自然乾燥をさせてください。とはいえ、この場合は、メーカに相談するのがおすすめです。
寒暖差が激しいところに置くと、パソコンの内部に結露が生じて故障することがあります。また窓際など、結露しやすい場所にパソコンを放置しないようにしましょう。
ノートパソコンに欠かせない、バッテリーの寿命は2年ほどです。電源プラグを頻繁に抜き差しして、充電・放電を繰り返すことでバッテリーの寿命は縮んでしまいます。できるだけプラグを差し込んだままの状態で使用するのも対策の一つ。また、常に充電したまま使用している場合は、月に1回はバッテリーだけで使用し、電源を0%まで放電させるといいでしょう。
ハードディスクやバッテリー、キーボードなどのパーツを交換することで、ノートパソコンをできるだけ長く使うという方法もあります。
定期的にパソコンのディスククリーンアップを行い、いらないデータを削除しておくと、ハードディスクの負担を減らし、長持ちさせることができます。
外側も内部もちょっとした工夫でなるべく長く使いたいですね!
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参照:パソコン通販 ドスパラ
イラスト:飛田冬子