「春バテ」って何?
2022.03.272023年03月12日
素朴な疑問
花冷えの意味って?使い方・例文も!
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
仲の良いお友達とお花見の計画中、「花冷えにならないといいわね……」と友達がひと言。「花冷え」?と一瞬意味を考えてしまったワタシ。聞いたことはあるけれど、実際の意味や使い方がわかっていないかもと思い、調べてみました!
「花冷え」の意味
手紙やメールで時候のあいさつにも用いられる「花冷え」は、桜が咲く頃の一時的な冷え込みのこと。ぽかぽかと春らしい陽気になり、桜が咲いた後に、お花見で冬のアウターが必要なほど寒い思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか?
早春の寒さとは違い、暖かくなってからの寒の戻りのことで、3月下旬~4月上旬に使われることが多いです。
余談ですが、2019年には、4月に東京都内で雪が降り、桜と雪を同時に見られる現象が起きました。
「花冷え」の使い方・例文
花冷えという言葉は、手紙やメールを書くとき、こんなふうに使います。
- 週末は花冷えが予想されるので、暖かくしてお出掛けください。
- 花冷えの頃となりましたが、お元気でいらっしゃいますか。
- 花冷えの折、くれぐれもご自愛ください。
暖かくなり気持ちが晴れる一方で、急な冷え込みや気圧の急激な変化で体調を崩してしまいがちな時節。あまり好ましくない天気ですが、美しい日本語を使うと、心が豊かになりますね。
その他の花・春の言葉
日本には、桜にまつわる言葉が他にもたくさんあります。
- 花日和(はなびより)……お花見にちょうどいい晴れて穏やかな天気
- 花明かり(はなあかり)……闇の中でもほのかに明るい満開の桜
- 花曇り(はなぐもり)……桜が咲く時期のほのかな暖かさを感じる曇り空
- 花筏(はないかだ)……水面に散った花びらが風で吹き寄せられていく様子
- 花疲れ(はなつかれ)……花見の後の心地よい疲れ
風情のある言葉を覚えておくと、お花見がよりいっそう楽しくなりますね!
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参照:暦生活
イラスト:飛田冬子