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2020年04月02日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
桜が咲いて、だいぶ春らしくなってきましたね。春はやっぱり気持ちがパッと明るくなります。花粉症がつらい日もあるけれど……。
でも、季節の変わり目ってなぜか体調を崩してしまいがち。最近は、冬から春にかけての体調不良のことを「春バテ」と呼ぶそうです。「夏バテ」じゃなくて、「春バテ」? どういうものなのか、早速調べてみました!
「春バテ」の症状としては以下のようなものが挙げられるそうです。
何となく思い当たる節がある症状ばかりです。なぜこんな症状が起こるのでしょうか?
冬から春にかけては、一年の中でも特に寒暖差が大きく、日中はコートが要らないくらいの陽気だったのに、夜になると一気に冷え込むことが珍しくありません。それに、春といえば新生活が始まる季節でもあります。
春は、特有の寒暖差によるストレスや、新生活で生じる変化によるストレスで、自律神経の働きが乱れやすくなるのだそう。
自律神経といえば、体温調整やホルモンの分泌をつかさどる重要な神経です。活発に動くときや緊張状態にあるときは「交感神経」が、休養時やリラックス状態にあるときは「副交感神経」が優位に働きます。
交感神経と副交感神経は互いに協調することで、内臓器官の働きのバランスが保たれています。そのバランスが崩れると、さまざまな体調不良が起こるというわけです。
では、春バテを防いで元気に春を迎えるにはどうしたらよいのでしょうか?
春バテを防ぐには、気温差による影響をできるだけ避けることが重要なようです。そのためには、まず体を温めて血流をアップすることが肝心。血流がよくなると副交感神経が優位になり、乱れた自律神経の改善効果が期待できます。
その結果、きちんと熟睡できて疲れがたまりにくくなるので、昼間の眠気も改善されて体調が整うという好循環が起きるそうです。お風呂に入って体を温めたり、適度な運動をして血流をよくするのがいいのですね。
また、食事の取り方にも春バテを防ぐポイントがありました。一日3食バランスのよい食事を取りましょう。特に朝食は大切で、日中は交感神経を優位に、夜は副交感神経を優位にし、睡眠のリズムを整いやすくします。
また、一日の食事の量を「朝:昼:夕=3:3:4」の割合を目安にするのも有効だとか。夕食は早めの時間に軽めに取ることで、寝ている間に内臓を休ませることができます。
神経伝達を安定させ、イライラ感を静めてくれるカルシウムを含んだ乳製品や、疲労回復の効果が期待できる果物などを積極的に取ることも、春バテ対策になるそうです。
少しの心掛けで春バテを防げることがわかりました。多くの人にとって新しい一年が始まる春。体調を整えて元気いっぱいスタートできるように、春バテに気を付けましょう!
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参照:養命酒製造株式会社
イラスト:飛田冬子