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2022年10月21日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
雨上がりに虹を見つけるとなんだか幸せな気分になれますよね! 雨が上がった後の虹をダンナさんと見ていたら「そういえば、虹を7色って言ってるのは日本だけらしいよ」とのこと。
昔から虹は7色だと思っていたけれど、他の国では違うということ⁉ 気になったので、調べてみました!
日本では、虹は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色と認識されています。日本だけが7色かはわかりませんが、世界の虹の見え方はさまざまで、中には2色に見えるという国もありました。
少ない国では2色、多い国(地域)では8色と、虹の色に対する認識は各国で違うようです。では、見えている虹が違うのかというとそういうわけではありません。
見ている虹は同じですが、虹にははっきりと境界線があるわけではないため、色の認識のしかたが違う国もあれば、そもそもその色に名前がついていない国もあるということです。
例えば、バイガ族が虹を2色としているのは、明るい色は「赤」、暗い色は「黒」という大まかな見分け方をしているという理由があるそうです。
虹は空気中にある水滴が太陽の光を反射していることで見えます。太陽の光の波長によって屈折率が異なることで、色が7色に分かれて見えるのです。
また、虹が現れる場所は必ず同じということもあまり知られていない事実。太陽を背にして立ったときに太陽が進む方向から常に42度の角度を保っています。
虹が2本あるのを見たことがあるという方も多いと思いますが、実は、虹は常に2本でワンセット。「主虹(しゅにじ)」とその外側にある「副虹(ふくにじ)」があり、主虹に対して副虹は色の順番が反対になっています。
副虹は光が弱く薄いという特徴があるため、空気が澄んでいるときにしか見ることができず、虹が常に2本でワンセットということがあまり知られていないのです。
日本では虹は7色とされていますが、その順番は決まっています。「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」を音読みで「せき・とう・おう・りょく・せい・らん・し」とリズミカルに唱えると、覚えやすいですよ!
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参照:ウェザーニュース
イラスト:飛田冬子