
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
更新日:2024年02月21日 公開日:2021年05月06日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
早めの終活がトレンドになっている今、ワタシもお墓問題を考えています。子どもたちに「墓じまい」をさせるのも大変だと思うから、近くのお気に入りの場所に「散骨」してもらえたらいいなぁと。
でも、勝手に散骨したらやっぱりダメなのかしら? もしかして違法で捕まっちゃったりしたら、大ごとよね。気になったので調べてみました。
散骨とは、遺骨を自然に返す意味合いで海や陸に撒く「葬送手法」の一つです。一般的には火葬した遺骨を2mm以下のパウダー状に粉骨します。海や自宅の庭など、故人のゆかりある場所に散骨する場合が多いようです。
散骨後の維持費は0円ですが、遺骨を2mm以下に粉砕するのは個人では至難の業。通常は粉骨専門業者に委託します。
現在の日本には、散骨を禁止する法律はないそうです。しかし、十分に注意して行う必要があり、粉骨せずに遺骨を放置すると、刑法第190条※(死体損壊等)に抵触する場合があります。また、散骨する場所の土地や建造物の権利保有者の許可は必須になります。自宅に散骨する場合でも、土地を売却する際は重要事項説明をする義務があるでしょうから、今後売却の可能性がない場合に限られるようです。
※刑法第190条:「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する」
さらに市区町村によって、細かく独自ガイドラインを設けている場合や、散骨自体を禁止しているところもあり、事前に散骨場所の環境などの調査は必要です。
ちなみに自然葬として、散骨と同一視されやすい「樹木葬」は、自然の木の根元に遺骨や遺灰を撒くことです。従って、墓石の代わりに、樹木や花壇をシンボルにすると考えればよいでしょう。霊園内の区画に区切られた場所に遺骨を埋めるのは散骨ではなく「埋蔵」になります。
散骨をすると、どういったメリットやデメリットがあるのでしょうか。
所有者の許可を得ていない場所はもちろんですが、観光地、公共施設の敷地内、養殖場のある周辺海域も適していません。散骨の前に所有者の有無や各自治体のルールを把握しておくのは必須です。
故人の希望だとしても、親族の理解を得ておかないと、後々トラブルになるかもしれません。全部散骨せず、一部だけ持ち帰るケースもあるそうです。
最後に、ペットの散骨についても調べてみました。動物の埋葬方法は、今のところ特に法律はないそうです。うちの犬と猫の将来についても、考えておかないと……。
※この記事は2021年5月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:散骨@マガジン
イラスト:飛田冬子
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