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2022年10月11日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
近所の子どもたちが公園でどんぐりを大量に持ち帰っていました。一方、傍にいたお母さんたちは「どんぐり虫がいたら嫌だから、すぐに捨てよう」と話していました。
そういえば昔、息子や娘が拾ってきたどんぐりから虫が出てきたことがあったわ……。でも、すべてのどんぐりに虫がいるのかしら? 気になったので、調べてみました!
どんぐり虫と呼ばれる虫の正体は「ハイイロチョッキリ」という虫で、成虫の体長は7~9mmほど。雑木林のコナラやクヌギでよく見かける虫です。
ハイイロチョッキリは、どんぐりに穴を開けて卵を産み付け、そのどんぐりを枝ごと、くちばしで落とします。
そのため、落ちているどんぐりにはハイイロチョッキリの卵が中に入っている可能性が高いということなのです。
ハイイロチョッキリは、青く未熟などんぐりに卵を産み付けます。帽子の部分に産卵の跡である穴が開いているかを確認してみましょう。
拾ったどんぐりの帽子に穴が開いていたら、中に卵を産み付けている可能性が高いため、家に持ち帰って、どんぐりの中から虫が出てきてしまうということがあるのです。
せっかく子どもたちが拾ってきたどんぐりを、すぐに捨ててしまうのはなんだかかわいそう。どんぐりの中の卵は、冷蔵庫の中に2~3日入れておけば凍死してしまうので、殻を破って出てくることはありません。
また、熱湯で10分ほど煮沸するのも効果的。
虫が嫌いな人は、どんぐりを拾うときに穴が開いていないか確認することや、拾ってきたどんぐりで工作をしようと思ったら、冷蔵庫に2~3日入れるか、煮沸して虫封じをしてから遊ぶと良いですよ!
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参照:Yahoo!ニュース
イラスト:飛田冬子