更新日:2025年11月03日 公開日:2022年10月08日
素朴な疑問
栗の剥き方・茹で方って?渋皮も鬼皮もツルっときれいに!
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
食欲の秋。大好きな栗は自分で剥く派だけど……とにかく大変! 「もっと簡単な方法ないの?」と、基本と裏ワザをまとめました。
まずは基本:包丁で“きれいに”剥く
下準備:40℃程度のぬるま湯に15分(または水に1時間)浸けて皮を柔らかく。おしり側を薄く切り落とし、鬼皮→渋皮の順に剥きます。剥いたそばから水に浸けてあく抜きを。指を切らないよう、刃先は“削ぐように”動かすのが安全です。
包丁が怖い人は“冷凍→熱湯”でつるん
- 栗を洗って水気を拭き、密封袋で一晩以上冷凍。
- 耐熱ボウルに入れ、熱湯を注いで5分置く。
- おしり側に刃を入れて鬼皮を剥く。
- 再び熱湯に1時間浸けてから、手で渋皮をするっと。
薄皮まで剥きやすく、力が要らないのがメリット。市販の栗むき器(100均等)を併用するとさらに安心。
ペースト用は“皮ごと茹でる”がラク
モンブランや栗きんとんなどペースト仕上げは、皮ごと茹でて半割→スプーンで中身を取り出すのが時短。たっぷりの水で約50分、火を止め粗熱がとれたら半分に割って実を取り出します。
丸ごと食べるなら“塩少々+弱火キープ”
皮を剥いてから茹でる場合は、鍋にたっぷりの水、中火〜弱火で30〜45分が目安。竹串がすっと通ればOK。沸騰ぐらぐらは煮崩れの原因に。茹で汁に塩少々を加えるとしっとり甘さが引き立ちます。
覚えておくと安心のコツ
- 浸水は“皮を柔らかくする”目的。ぬるま湯15分 or 水1時間で作業がラクに。
- 座(おしり)→頭へ向けてむく。プロは「はちまきをとる」要領で面取りしながら渋皮を整えます。
- 冷凍→熱湯法は薄皮対策に有効。やけどに注意してゴム手袋を。
これで面倒だった栗むきも、今年は“つるん”と気持ちよく。さあ、秋の台所を楽しみましょう!
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参照:白ご飯.com「ゆで栗」/アマノ食堂「栗の皮のむき方」/ヨムーノ「冷凍→熱湯の裏ワザ」/やまでら くみこ
イラスト:飛田冬子




