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素朴な疑問野菜をおいしく冷凍保存する方法とは?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、自宅で過ごす時間が増えたことで、以前より食費がかさんでいることに気が付きました。食費のスリム化をしなくては!
まずは料理に欠かせない野菜から。野菜は少しでも安いときにまとめ買いしておきたいけれど、葉物野菜などはすぐにしなびてしまいます。上手に冷凍保存する方法ってないのかしら? 気になったので、早速調べてみたいと思います!
冷凍保存に向かない野菜
野菜を冷凍すると、その過程で発生する氷結晶が野菜の組織や細胞を壊してしまいます。また、解凍したときにできる空洞が原因で、野菜特有のみずみずしいシャキっとした食感がなくなってしまう傾向があります。
野菜はその性質により、冷凍保存に向くものと向かないものがあります。ブロッコリーや葉物野菜などは、冷凍しても食感が変わりにくいので冷凍向きです。一方、水分や食物繊維の多い野菜は生のまま冷凍すると、食感がぼそぼそになりやすいので、冷凍するには工夫が必要です。
冷凍に向いている野菜
ここでは、一般的によく使われる野菜の冷凍方法をご紹介します。
野菜を上手に冷凍するコツは以下の通りです。
- 食品に付いた水分をしっかりと拭き取る。
- 下ゆでや下調理の後は粗熱を取る。
- 冷却効率を上げるため、平たくして保存する。
- 玉ネギ
みじん切りや串切りなど、使い道に合わせてカットしたものを冷凍用保存袋などに入れておくと、そのまま使えます。玉ネギが大量にある場合は、あめ色になるまでソテーして冷凍しておけば、カレーやハンバーグに重宝します。
- ホウレンソウ
生のままでも冷凍できますが、硬めにゆでたものを1回分ずつ、平たくしてラップしておくと、料理時間の短縮と省スペースになります。火が通っているので少しの加熱ですぐに食べられます。
- ナス
小口切りや縦にカットしてアク抜きをしたものを、冷凍用保存袋などに入れて冷凍します。大量にある場合は、グリルなどで焼いてから冷凍することもできます。
- キノコ類
石づきや汚れを取り、使いやすい大きさにカットしてから冷凍用保存袋入れて冷凍します。数種類のキノコ類をミックスして保存するのもおすすめ。
- アスパラガス
下ゆでして食べやすい大きさに切っておくと、少しの加熱ですぐ食べられます。ベーコンを巻いておくと、そのまま焼くだけで一品料理になるので便利です。
- セロリ
ピーラーで太い筋を取り徐いたものを粗みじんにして保存します。スープやサラダの香り付けや、煮込み料理に活躍します。葉は凍らせてから砕くとパセリの代わりになります。
- レンコン
皮をむいて酢水にさらしたものを、使いやすい大きさにカットして冷凍します。凍ったまま調理したり、すりおろして汁物のとろみ付けに使うことができます。
- ショウガ
すりおろして小分けにしたものをラップで包んでおきます。凍ったままで薬味や料理の香り付けに利用できます。
- ミョウガ
適度な大きさに刻んでから冷凍します。香りが飛びにくいので、薬味がないときに重宝します。
冷凍野菜を解凍するときの注意点
野菜の冷凍保存は「一気に凍らせたものを、凍ったまま使う」というのがポイントです。野菜の組織や細胞に与えるダメージを最小限に抑えるため、凍った野菜はそのまま加熱調理するのがおすすめです。
また、冷凍庫の開け閉めで庫内温度が上がると、霜が付いたり一部が溶けたりすることもあります。冷凍した野菜は1か月ほど保存できますが、おいしく食べるなら1週間を目安に使い切るようにしましょう。
ひと手間かけることで、野菜が冷凍保存できることがわかりました。冷凍テクニックをマスターして、無駄なく使い切るようにしたいです。
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参照:ほほえみごはん
イラスト:飛田冬子
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