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素朴な疑問スポンジで野菜が栽培できるって本当?
公開日:2020/05/18
更新日:2021/05/30

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
最近、自給自足に興味が出てきました。自家製の葉物野菜を作って、お料理にちょっと使ってみたいなと思っています。でも、いきなり畑をやるのは大変そう……。もっと気軽に始められる方法はないかなと思って調べていたら、「スポンジ栽培」というのを見つけました。
キッチンの窓際やベランダなど、ちょっとしたスペースがあればできるんですって。スポンジを使ってどのように野菜を育てるか、具体的に見ていきましょう!
スポンジ栽培とは
スポンジ栽培は、食器洗い用のスポンジを利用した水耕栽培のこと。土を使わないので虫が付きにくく手や服が汚れない、キッチンにある物だけを使ってできるため、費用があまりかからず、天候に左右されることがないなど、初心者でも簡単に始められる栽培方法です。
スポンジ栽培では、野菜の苗ではなく種から育てていきます。種からと聞くと難しそうに思うかもしれませんが、そうでもないみたいです。
それでは必要な道具や育て方、スポンジ栽培に向く野菜について紹介します。
スポンジ栽培の準備
- 野菜の種(ホームセンターや100円ショップで買える家庭菜園用のもの)
- 食器洗い用のスポンジ
※スポンジの裏に硬い部分があるものは、カッターでこそげ落としておく。
※メラミンスポンジは高密度で空気を通しにくく、根が張りにくいので避けましょう。 - 容器(イチゴパック、トレー、プラスチックの保存容器、など、深さが5cm以上あるもの)
- カッター
- ピンセット(毛抜きも可)
- 水耕栽培用液肥
- トイレットペーパー(ティシュペーパーなど水溶性でない紙は不向き)
スポンジ栽培の仕方
- スポンジを2.5cm角にカットし、上部にカッターで十字の切り込みを入れる。
- トレーなどの容器にスポンジを置き、スポンジがひたひたになる程度まで水を注ぐ。
- スポンジを押さえるようにして吸水させる。
- スポンジの切り込みの真ん中に、ピンセットを使って1粒ずつ種を置く。
- 湿らせたトイレットペーパーをかぶせる。
育て方のコツ
- スポンジで種が発芽した後は、スポンジ部分が乾燥しないようにすることが大事。水耕栽培専用の液肥を加えた水を、スポンジに掛けるのではなく、容器に注ぐように水を足し、スポンジの表面を湿らせておくこと。
- 室内で育てる場合は、太陽光が差し込む窓際など置くようにする。
- 発芽したら明るい場所に移動させ、本葉が見えたら、プラスチックコップ、ペットボトル、紙パックなどの容器に植え替える。
スポンジ栽培に向く野菜
-
バジル、ルッコラ、パセリ、ミントなどのハーブ類
- レタス、ケール、イタリアンパセリ、パクチー、三つ葉、水菜などの葉物野菜
ちなみに、種付けから収穫までに期間は、リーフレタスは1か月半くらい、パセリも1か月半くらい、ラディッシュは1か月くらいだそうです。種から育てても、意外と短時間で収穫ができるのですね♪
葉物野菜を自分で作るのは、ちょっとハードルが高いイメージがあったけど、スポンジ栽培ならすぐにでも始められそう。収穫できたら、サラダや料理にもどんどん使ってみたいな。早速、種とスポンジを買いに行かなくちゃ!
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参照:HORTI
イラスト:飛田冬子
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