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素朴な疑問カフェと喫茶店の違いって?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
娘と映画を見に行ったときのこと、映画が始まるまで時間があったので「喫茶店で時間をつぶす?」と提案すると「お母さん、喫茶店じゃなくてカフェでしょ! 」と言われてしまい……。
カフェと喫茶店というと、イメージで違いはわかるのだけれど、明確に違いがあるのかしら?気になったので、調べてみました!
カフェと喫茶店の違い
カフェは現代風でおしゃれ、店内は明るく開放的、インテリアも欧米風というイメージなのに対して、喫茶店はレトロな雰囲気で、アンティーク調の家具などを用いた重厚感のあるお店というイメージ。
実は、そのようなイメージだけではなく、カフェと喫茶店には明確な違いがあるのです。
営業許可の違い
カフェは飲食店営業許可を取得するのに対して、喫茶店は喫茶店営業許可を取得します。この2つの営業許可の違いは、アルコールを提供できるかということ。
飲食店営業許可はアルコールの提供が可能ですが、喫茶店営業許可はアルコールの提供は認められていません。
調理ができるかの違い
カフェが取得する飲食店営業許可は、調理全般が可能となっています。そのため、カフェではパスタや手の込んだ料理を食べられるという特徴があります。
一方で、喫茶店が取得する喫茶店営業許可は、基本的に調理は不可となっています。簡単なトーストや軽食、ケーキなどの菓子類であれば提供可能となるのです。
設備要件の違い
喫茶店を営業する上で必要な設備要件は、店内が清潔かつ衛生的でありながら、給水と汚水処理が分かれていること。一方で、カフェの営業は、喫茶店に必要な条件にプラスして洗浄設備、冷房設備、給湯設備、客用トイレ、客席などの要件が加わります。
このように明確な違いがあるカフェと喫茶店ですが、名前がどうであれ飲食店営業許可を取得しているか、喫茶店営業許可を取得しているかという問題なので、喫茶店という名称だったとしても、飲食店営業許可を取得していればアルコールや調理も可能となるのです。
純喫茶やバルとの違いは?
カフェや喫茶店の他にも、どのように違うのかわからない「純喫茶」や「バル」について、詳しくご紹介します。
純喫茶
そもそも明治初期の日本で流行したカフェバースタイルのお店は、カフェでお酒も提供するといった店舗で、そこからバーやキャバレーが誕生しましたが、1929年に取締令が発令され、純粋にコーヒーを楽しめる純喫茶と、お酒を楽しむカフェやバーがしっかり区別されるようになりました。
そこで、一日中コーヒーを提供する店舗は、純喫茶と名乗るようになったのです。
バル
バルというと「少しおしゃれな居酒屋」のようなイメージを持っている方も多いのですが、南ヨーロッパでは軽食喫茶店もバルと呼ばれます。
食事メイン、コーヒーメイン、ジェラートメインなど、メインにするものはお店によって異なり、バルのスタイルはさまざまで、イタリアでは社交場としての役割を果たしているのです。
自分のスタイルやその時の気分に合わせて、カフェや喫茶店を選ぶと良いですね!
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参照:ucc

イラスト:飛田冬子
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