素朴な疑問蚊の種類・生態って?寿命はどのくらい?

公開日:2022/08/02
蚊の種類・生態って?寿命はどのくらい?
蚊の種類・生態って?寿命はどのくらい?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

外でご近所さんと話をしていたら蚊に刺されてしまいました。家でかゆがっていたら「蚊って世界には3000種類以上いるって知ってる?」とダンナさんから言われびっくり!

 

そのうち日本にいる蚊は100種類ほどだというから、どんな種類の蚊がいるのか気になってしまい、調べてみました!

 

蚊の種類はどのくらい? 代表的な蚊の種類を紹介

蚊の生態

実際日本に生息する100種類ほどの蚊の中でも、血を吸う蚊は20~30種類ほどで、さらに人の血を吸うのは産卵を控えているメスのみです。

 

代表的な蚊は以下の3種類となるので覚えておきましょう。

 

アカイエカ

アカエイカは5.5mmほどの大きさで、身の回りにいる蚊として日本に多く生息している種類です。赤褐色であること以外は特に特徴的な模様などもありませんが、ドブや防火用水などから発生して主に夜活動し、日本全国に生息しているのが特徴です。

 

ヒトスジシマカ(ヤブカ)

夏に野外でよく見るヤブカはヒトスジシマカという名前の通り、白い一筋のシマ模様が特徴です。大きさは4.5mmほどでアカエイカに比べると小さく、日中に活動するとされています。北海道、青森以外のすべての地域に生息し、日光が当たらないジメジメしている場所を好む性質があります。

 

チカイエカ

ビルや地下鉄の排水が溜まる場所に生息するチカイエカは、アカイエカによく似ていて日本全国に生息します。大きさもアカイエカと同様5.5mm程度で、夜間の活動を行うことからアカイエカとの見分けがつきにくいとされています。

 

蚊の生態

蚊の生態

蚊は水のあるところに卵を産み付けます。蚊の種類によってその場所は異なり、池、下水層、浄化槽、水田、空き缶など、汚いところ、きれいなところ、広いところ、狭いところなどさまざまです。

 

前述の通り、人の血を吸うのは産卵を控えているメスのみ。その理由は、卵を産むために高タンパクな動物の血液を必要とするからです。血を吸った後のメスは、安全な場所に移って2~3日休止し、卵が成熟すると水域に移動して産卵をします。

 

蚊の一生って?寿命はどのくらい?

蚊の一生って?寿命はどのくらい?

蚊の寿命は種類によって異なりますが、成虫の標準的な寿命は15~20日。メスは数回産卵するためオスよりも長生きしやすく、40日ほど生きることもあります。

 

蚊は以下のように成長していきます。

 

  1. 幼虫(ボウフラ)
  2. さなぎ(オニボウフラ)
  3. 成虫

 

蚊の卵からは、2~5日ほどで幼虫(ボウフラ)が生まれ、7~10日で4回ほど脱皮を繰り返してさなぎ(オニボウフラ)になります。その後3日ほどで成虫になり、寿命である2~3週間ほどの間に交尾と産卵を繰り返します。

 

玄関や窓を開けたちょっとした隙に、蚊は家の中に入ってきてしまうので、夏は特に対策が必要ですね!

 

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参照:フマキラー

   SHARP

   アース製薬

   KINCHO

ハルメク子さん
蚊は産卵間近のメスしか血を吸わないなんて衝撃!

イラスト:飛田冬子


 

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