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2022年03月31日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日テレビでレストランの美しいオムレツを見かけて以来、卵料理にハマっています。とはいえカロリーが気になるので、せめて体によい卵を味わって食べようと思うのですが、最近は色の違う卵や育て方にこだわった卵など、いろんな卵があって迷います。そこで今日は卵の違いについて調べてみます!
最近スーパーでは一般的な白い卵以外にも、茶色い卵や、ほんのりピンク色の卵など、色のついた卵がたくさん並んでいます。卵は大きく分けると「白玉」と呼ばれる真っ白な卵と、「赤玉」と呼ばれる色のついた卵に分けられるそうですが、白玉と赤玉は何が違うんでしょうか?
よく耳にするのが「赤玉の方が味がいい」とか「栄養価が高い」という話。ワタシも「赤玉の方がよい卵なのね」と思っていたんですが、実は赤玉と白玉で栄養価の違いはないんですって。
では、どうして色の違いが出るのかというと、卵を産む鶏の品種の違いなんだそう。例えば白い卵を産む主な種類は「ジュリア」「ジュリアライト」などで、日本の養鶏場の多くがこの品種を飼育しているそう。
一方、赤い卵を産む主な種類は「ボリスブラウン」といって、アメリカ生まれの品種。薄いピンク色の卵を産む主な種類は「ソニア」というように、種類が違うと卵の色が変わるということなんですね。
卵の味や栄養価は変わらないのに、白い卵より赤い卵の方が値段が高めなイメージがあるけれど、それはなぜなんでしょう? 答えは、産卵数の違いです。白い卵を産むジュリアやジュリアライトは、少ない餌でもおいしい卵をたくさん産むため、卵1個あたりの値段は安く抑えられています。全国的に多数飼育されているので、流通量も豊富です。
一方、赤い卵を産むボリスブラウンは、ジュリアなどと比べると1羽あたりの産卵数が少ないため、1個あたりの卵の値段は高めになってしまうんですね。ただ最近では品種改良が進み、赤い卵もたくさんとれるようになったので、色の違いで価格差はほとんどなくなっているそうです。
ただし、赤玉・白玉を問わず、味の違いというのはあるんですって。卵の味を決めるのは、ニワトリが食べるエサ。飼料によって黄身の濃さや風味に差が出るので、味や栄養価が気になる方はどんなエサを食べて生まれた卵なのかチェックするのがよさそうです。メーカーによってこだわりが違うので、卵のパッケージやメーカーのホームページを見てみるのもよさそうですね!
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参照:藤野屋
イラスト:飛田冬子