公開日:2018/08/27

更新日:2020/11/09

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素朴な疑問

女性用シャツのボタンが左側に付いているのはなぜ?

女性用シャツのボタンが左側に付いているのはなぜ?

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

ワタシ、実は前から気になってたことがあるんです。それはシャツの前ボタンの位置が男女で逆になっていること! 男性のシャツは右側にボタンが付いていて、左の身頃が前。女性のシャツは左側にボタンが付いていて、右の身頃が前。どうして男女で違うのかしら? 気になって仕方がないので、調べてみることにしました!

 

男女のシャツのボタンの位置が違う理由


洋服に付いているボタンの位置が男女で違うという点については、いくつかの説がありますが、ヨーロッパの上流階級の人々の文化が由来になってるという説が有力です。

 

中世ヨーロッパでは、ボタン付きの服はとても高価なものとされており、貴族しか身に着けることができないものだったといわれています。


当時の貴族の女性の服装はとても豪華で華やかなものでした。そのため、女性は自分で着ることが大変だという理由で、使用人に着せてもらっていました。使用人が利き手(当時は右ききが多かった)で留めやすいように、正面から見たときに、右側にボタンがあり左側の身頃が前になっていた、というのが理由です。


男性は当時から自分で衣服を着ることが多かったそうで、利き手(右ききが多かった)で留めやすいよう、着たときの右側にボタンを施した服が主流となりました。


また、他には、女性は子どもに授乳をするときに利き手でボタンが外しやすいようにという説、女性が乗馬で横乗りしたときに風が入らないようにするためという説もあります。

 

着物は男女とも「右前」。左前は死人を意味する

ところで、着物の基本を知っている人ならば、「あれ、着物だと左前は死人を意味するからダメよね?」と思うと思います。和服文化の日本に洋装文化が入ってきたのは、明治8(1875)年頃から始まったとされる「文明開化」以降。日本人の伝統的な衣類である着物とは、そもそもの考え方が違うのです。

 

ちなみに着物は、「男女とも右前」に着るのがマナーです。


ここで勘違いしやすいのは、着物の「右前」は、シャツでいうところの「右前」とは違うこと。着物の場合は「右の衿(身頃)を先に体に合わせる」という点です。つまり、先に右の衿と身頃を体に合わせ、その上に左の衿と身頃を体の前で重ねるので、着終わったときは、左の衿と身頃が上にきているのが正しい着方です。


繰り返しますが、「右前」は「着物の身頃を先に体に合わせる」という意味で、「右の身頃が上にきている」という意味ではありません。


着物の場合は、相手から見て、衿が「y」の字になっていれば正解。自分から見ると右身頃が下で、左身頃が上にきているのが正しい着方です。


「左の身頃を先に体に合わせ、右の身頃が上にきている」状態で着物を着ることを、「左前」と呼び、これは、「死装束」といって、死んだ人に着物を着せる方法です。死んだ人と生きている人を見分けるという意味があるといわれています。


シャツのボタンの位置が男女で違うことについて理解できて、スッキリ。早く友人に会って、この知識を話したいわ~。
 

 

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参照:雑学カンパニー

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                                       イラスト:飛田冬子


 

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