素朴な疑問日本三大桜は?

公開日:2022/03/07 更新日:2024/03/24
日本三大桜は?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

桜が咲き始め、開花宣言が待ち遠しいこの季節。近所の公園でお花見も楽しいけれど、せっかくだから有名どころにも行ってみたい! 主人が「週末に遠出して、日本三大桜のどれかを見に行こうか?」と誘ってくれました。

 

日本三大桜? どこにあるのでしょう。なかなか行けない桜の名所を調べてみます!
 

日本三大桜とは

日本三大桜

日本を代表する有名な桜といえば、国の天然記念物に指定されている「日本三大桜」でしょう。1000年を超える悠久のときを経た桜は、圧倒される大きさで、神々しい美しさとあふれる生命力が感じられます。さっそく日本三大桜を紹介します。

 

  • 福島県の三春滝桜 (みはるたきざくら)

福島県田村郡三春町にある、樹齢が推定1000年を超えるベニシダレザクラです。高さが約13m、根回りは約11mの大木で、四方に大きく広がった枝が垂れて、薄紅色の小さな花をつけます。その姿がまるで流れ落ちる滝に見えることから「滝桜」と呼ばれています。

 

周囲には菜の花畑が広がり、黄色とのコントラストが鮮やかです。ちなみに、町名の三春は、梅と桃、桜が一斉に咲くことからつけられています。

 

2023年、満開は4月1日でした(みはる観光協会ホームページより)。

 

  • 山梨県の山高神代桜 (やまたかじんだいざくら)

樹齢1800~2000年、高さ約10m、根回り約12mの山高神代桜は、日本最古・最大級の巨樹。山梨県北杜市の実相寺にあるエドヒガンザクラで、境内には30本のソメイヨシノと、8万株のラッパ水仙が植えられています。冠雪した南アルプスの山々を背に、桜のピンクと黄色の水仙が広がる風景が楽しめます。

 

ヤマトタケルノミコトが植えたという伝説や、日蓮聖人が衰えた木を祈りで再生させたとも言われています。

 

2023年、満開は3月24日でした(実相寺ホームページより)。

 

  • 岐阜県の根尾谷淡墨桜 (ねおだにうすずみざくら)

岐阜県本巣市の淡墨公園にある、樹齢1500年を超えるエドヒガンザクラです。淡いピンク色のつぼみが、満開時に白くなり、散り際には淡い墨色になることから、淡墨桜と名付けられています。「継体天皇お手植えの桜」という伝説も残っています。

 

一時、枯死の危機にありましたが、多くの人々の保護活動で命をつなぎ、現在も高さ約17m、根回り約9mの壮大な姿を見せています。

 

2023年、満開は3月25日でした(本巣市ホームページより)。

 

どの桜も、自治体や観光協会のホームページにあるライブカメラなどで、開花状況を確認できます。離れていてもリアルタイムでお花見ができますね。

 

お花見の楽しみ方

お花見の楽しみ方

大人数でワイワイと集まるお花見でにぎやかに、家族や少人数でゆっくりと桜を楽しむのもいいものですよね。さまざまなお花見スタイルで、桜を堪能しましょう!

 

  • 散歩しながら、周囲の桜を鑑賞する
  • 公園ピクニック(飲食が可能な場合)
  • 桜の見えるレストランやカフェでお花見外食
  • パソコンやスマホを使って、おうち花見。自治体や観光施設のサイト、YouTubeなどで全国のお花見スポットの映像が楽しめます

 

公園などの屋外では、周りの人に迷惑をかけないよう、「ゴミは持ち帰る」「大きな声で騒がない。走り回らない」などのマナーを守りましょう。また、桜の木は大変デリケートです。根が傷むと弱ってしまうので、根の部分に乗らないようにしましょう。

 

優しい色合いの美しい桜の花は、1週間ほどで散ってしまう儚さもあって、いつの時代も、不思議な力で私たちの心を引き寄せますね。

 

※この記事は2022年3月の記事を再編集して掲載しています。

 

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参照:やまなし観光推進機構

   Find!三春

   ほくとナビ

   本巣市 ライブ映像

   本巣市 特徴

   関西電力

   シグマスタッフ

   ダスキンレントオール

 

神秘的な桜の木には“精霊が宿る”という言い伝えも!
神秘的な桜の木には“精霊が宿る”という言い伝えも!

 

イラスト:飛田冬子

 


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