50代~女性が選ぶ全国「桜スポット」ランキング
2024.03.122022年03月07日
素朴な疑問
日本三大桜は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
桜が咲き始め、開花宣言が待ち遠しいこの季節。近所の公園でお花見も楽しいけれど、せっかくだから有名どころにも行ってみたい! 主人が「週末に遠出して、日本三大桜のどれかを見に行こうか?」と誘ってくれました。
日本三大桜? どこにあるのでしょう。なかなか行けない桜の名所を調べてみます!
日本三大桜とは
日本を代表する有名な桜といえば、国の天然記念物に指定されている「日本三大桜」でしょう。1000年を超える悠久のときを経た桜は、圧倒される大きさで、神々しい美しさとあふれる生命力が感じられます。さっそく日本三大桜を紹介します。
- 福島県の三春滝桜 (みはるたきざくら)
福島県田村郡三春町にある、樹齢が推定1000年を超えるベニシダレザクラです。高さが約13m、根回りは約11mの大木で、四方に大きく広がった枝が垂れて、薄紅色の小さな花をつけます。その姿がまるで流れ落ちる滝に見えることから「滝桜」と呼ばれています。
周囲には菜の花畑が広がり、黄色とのコントラストが鮮やかです。ちなみに、町名の三春は、梅と桃、桜が一斉に咲くことからつけられています。
2023年、満開は4月1日でした(みはる観光協会ホームページより)。
- 山梨県の山高神代桜 (やまたかじんだいざくら)
樹齢1800~2000年、高さ約10m、根回り約12mの山高神代桜は、日本最古・最大級の巨樹。山梨県北杜市の実相寺にあるエドヒガンザクラで、境内には30本のソメイヨシノと、8万株のラッパ水仙が植えられています。冠雪した南アルプスの山々を背に、桜のピンクと黄色の水仙が広がる風景が楽しめます。
ヤマトタケルノミコトが植えたという伝説や、日蓮聖人が衰えた木を祈りで再生させたとも言われています。
2023年、満開は3月24日でした(実相寺ホームページより)。
- 岐阜県の根尾谷淡墨桜 (ねおだにうすずみざくら)
岐阜県本巣市の淡墨公園にある、樹齢1500年を超えるエドヒガンザクラです。淡いピンク色のつぼみが、満開時に白くなり、散り際には淡い墨色になることから、淡墨桜と名付けられています。「継体天皇お手植えの桜」という伝説も残っています。
一時、枯死の危機にありましたが、多くの人々の保護活動で命をつなぎ、現在も高さ約17m、根回り約9mの壮大な姿を見せています。
2023年、満開は3月25日でした(本巣市ホームページより)。
どの桜も、自治体や観光協会のホームページにあるライブカメラなどで、開花状況を確認できます。離れていてもリアルタイムでお花見ができますね。
お花見の楽しみ方
大人数でワイワイと集まるお花見でにぎやかに、家族や少人数でゆっくりと桜を楽しむのもいいものですよね。さまざまなお花見スタイルで、桜を堪能しましょう!
- 散歩しながら、周囲の桜を鑑賞する
- 公園ピクニック(飲食が可能な場合)
- 桜の見えるレストランやカフェでお花見外食
- パソコンやスマホを使って、おうち花見。自治体や観光施設のサイト、YouTubeなどで全国のお花見スポットの映像が楽しめます
公園などの屋外では、周りの人に迷惑をかけないよう、「ゴミは持ち帰る」「大きな声で騒がない。走り回らない」などのマナーを守りましょう。また、桜の木は大変デリケートです。根が傷むと弱ってしまうので、根の部分に乗らないようにしましょう。
優しい色合いの美しい桜の花は、1週間ほどで散ってしまう儚さもあって、いつの時代も、不思議な力で私たちの心を引き寄せますね。
※この記事は2022年3月の記事を再編集して掲載しています。
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参照:やまなし観光推進機構
イラスト:飛田冬子