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2022年02月11日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ご近所の方が、「今年は本厄だから、年の始めに厄払い(厄祓い)のご祈祷を受けに行ってきたの」と話されていました。これまであまり厄年を意識したことがなかったワタシ。厄年を迎えたときに何をどうすればいいのか、イマイチよくわかりません……。
この機会に、しっかり調べてみたいと思います!
厄年は、数え年で女性が19、33、37歳、地域や寺社によっては61歳になる年のことをいい、「本厄」とも呼びます。2022年(令和4年)では、平成16年、平成2年、昭和61年、昭和37年生まれの女性が厄年を迎えます。参考までに、男性は数え歳が25、42、61歳の人で、平成10年、昭和56年、昭和37年生まれの人が厄年です。
本厄の前の年を「前厄(まえやく)」、後の年を「後厄(あとやく)」と呼び、本厄とその前後1年ずつを加えた3年間は、気を付けて過ごす時期とされています。
厄年の「厄」は、元々は「役目」の「役」の意味があり、地域の中で大切な役割をする年齢を指していたという説があります。確かに、厄年の年齢は、進学や就職、結婚、出産、退職など、人生で迎える節目の時期にも重なります。
病気や災難などの災いごとに遭いやすいといわれる厄年。昔からの言い伝えだから気にしなくてもいいという考え方もあるけれど、病気や災難はできることなら避けたいし、体調や気持ちにも影響がありそうなので気になります!
厄払いの時期は、決まっているのでしょうか?
最近では、厄除けのご利益がある神社や寺に参拝してすませることもあるようですが、厄年に備えて祈祷を受ける人も多いようです。厄払いの祈祷は、立春までに行う風習があり、一般的に元旦から旧暦のお正月にあたる節分までに行うのが最適といわれています。
ですが、神社やお寺では通年受付をしているため、誕生日や大安などの日柄のいい日に合わせるなど、自身のタイミングに合わせて受けるのも一つの方法です。
厄年ってなんだかいやな感じねって最初は思ったけれど、自分の健康や生活に気を付ける目安の年と考えればいいのかも!? ちゃんと備えた上で、前向きにやっていけたらいいわよね!
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参照:多井畑厄除八幡宮
イラスト:飛田冬子