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2022年01月04日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
この間、ホームセンターに行ったらさまざまな形状の凧が並んでいて、種類の豊富さにびっくりしました。ふと、お正月に家族と一緒に凧あげをして遊んだ子ども時代を思い出してほっこりしました。
そもそも、お正月ってなぜ凧あげをするのかしら? この機会に凧あげについて調べてみましょう!
そもそも凧あげは、古来中国では占いや戦いの道具として活用されていたんですって。その後、平安時代に貴族の遊びの一つとして日本に伝わり、戦国時代には敵陣までの距離を測ったり、遠方に放つ兵器としても使われていたそう。
それが江戸時代になると、男の子誕生のお祝いとして使われるようになり、やがて現在のように庶民の遊びとして広まっていきました。
で、お正月に凧あげがされるようになったのは、昔から「立春の季に空に向くは養生のひとつ」と言われていたからだそう。昔は新年が立春の頃に巡ってきたため、新春=正月というのがその理由。
今じゃお正月の子ども遊びだけど、昔は、一部の階級の人だけの遊びだったなんて、なんだか不思議。つまり、凧あげは大人も楽しめる遊びってことよね!
日本ならではのものから、海外のユニークなものまで、さまざまな凧あげの種類を紹介します。
古来より日本で親しまれてきたよく見る形状。竹の骨組に和紙を貼って作るタイプが一般的で、長方形や正方形のものがあります。
海外では大会が開催されるほど人気の「スポーツカイト」。高く飛ぶのはもちろん、臨機応変に左右の動きもつけられます。自由度が高いため、障害物のない広い敷地で遊ぶのがおすすめ。
海外発祥の「ゲイラカイト」は、プラスチックとビニールで製作されています。軽量で浮力を受けやすい形状が特徴的で、初めての凧あげにピッタリです。
その名の通り、骨組を持たないのが「軟体凧」。こいのぼりのような構造で、ナイロンなどの素材で作られた袋状の本体に風を取り込んで飛ぶ仕組み。
小さな凧を連結させたのが「連凧」。飛ばすのにコツが必要なこともあり、一般的ではないものの、空高く連なる様子はまさにアート!
日本古来より親しまれてきた和紙を使ったものから、軽量素材を使ったものまで、さまざまな種類があるんですね! 形状による飛ばしやすさも比較してみたいわね。
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参照:All About
イラスト:飛田冬子