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素朴な疑問ドアノブで「バチン」とくる静電気の防止策は?
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
冬に空気が乾燥すると、お肌のトラブル以上につらいのが静電気。ドアノブに触ったり、車に乗ろうとしたとき、セーターを脱ごうとするときなど、バチン!と一日に何度も起きると痛いし怖いし、地味に落ち込みます……。
あのいや~な静電気を避ける方法はないのかしら? さっそく調べてみようと思います。
ドアノブの静電気防止策
そもそも静電気は、物と物が接触した際に摩擦が起きることで発生する現象のことです。ワタシたち人間を含め、すべての物はプラスとマイナスの電気を持っています。プラスとマイナスの電気が同じ数であればバランスが取れている状態ですが、摩擦や衝突などによって、電気のバランスが崩れると、プラスかマイナスどちらかに偏った状態で電気が溜まっていきます。
電気が溜まった状態でドアノブに触ると、体の中の電気がバランスを整えようとしてドアノブへと一斉に流れていきます。その衝撃で静電気が起き、あの「バチン」という痛みを生み出すんだそう。つまり軽く感電している状態なんですね(こわい!)
体の中にたまっている電気は、空気中の水分を通して自然と放電されているそうですが、空気が乾燥すると水分量が減ってしまい、電気が放電されにくくなるんだとか。静電気が冬に多いのは、空気が乾燥しているからなんですね。
室内を加湿器などで保湿して、水分量を60%以上に保っておくと、静電気が起こりにくくなるそうです。乾燥肌の人もお肌の水分量が少なく放電しにくいため、電気がたまってしまってバチン!が起きやすくなるそう。静電気を防止するには、室内とお肌の保湿が大切ということですね。
ドアノブや車のノブを触って起きる静電気は、ノブを触った際に指先で放電が起きて、強い痛みを引き起こします。予防策は、手で触る前に鍵やコインなどでノブを触っておくことで放電し、バチン!を回避できます。
またノブなどの金属に触る前に、金属以外の素材を触って放電させておくのも一つの方法。一番簡単なのが近くの壁を触ることで、手のひら全体を壁に2~3秒あててからノブを触るといいそうですよ。
静電気が発生しづらいドアノブ
対策はいろいろあるものの、自宅でドアを開け閉めしているうちに静電気のことを忘れてしまい、不意打ちのようにバチン!となってしまうこともしばしば。そんな方は、いっそドアノブを変えてしまうという方法はいかがでしょうか?
静電気が起きやすい金属製のドアノブの代わりに、木製のドアノブを取り入れる方法です。木は電気抵抗が大きい素材のため、電気が流れにくく、静電気が起きにくいことがわかっています。最近では玄関ドアのプッシュプル錠のハンドルが木製になっているものや、屋内ドアのノブが木製になっているタイプもあります。
また木の他にも陶器やガラスなど、静電気が起きにくい素材がいくつかあるので、そうした素材を気になるところに置き換えてもよさそう。
ちょっとした工夫で、いや~な静電気を防止できることがわかったので、毎日にうまく取り入れて冬も快適に過ごしたいですね!
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参照:サツドラ
イラスト:飛田冬子
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