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2022年02月06日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
ガスコンロをうまく点火できなかったとき、独特のガスの臭いがしますよね。以前、ガスの臭いは人工的につけられたものだとテレビで見たような記憶があります。それって本当かしら? なんだか気になるので、調べてみようと思います!
実は、さまざまな燃料に使用されるガスのほとんどは無色無臭です。万が一ガス漏れした場合にすぐに気が付くように「ガス事業法」で、ガスに人体に影響のない臭いをつけることが義務付けられています。
ガスの臭いは、化学物質を混ぜた「付臭剤」を使ってつけられたもの。「ガス事業法」では成分の内容までは決められていないので、事業者により微妙に臭いが違います。
例えば、玉ネギの腐ったような臭いや、ニンニクのような臭い、石炭ガスのような臭いなどがあるそうです。
なるほど、ガス漏れの危険をいち早く察知するためには、すぐに気が付くほど強烈な臭いである必要があるんですね~。
ガスの臭いがした場合は、ガス栓やガスメーターの元栓を閉め、窓やドアなどを大きく開けて換気します。注意したいのは、ライターやマッチなどの火気を絶対に使わないこと。
また、換気扇や部屋の電灯、壁などのスイッチ類をつけたり消したりしないようにします。これは、スイッチのオンオフで、小さな火花が発生し、着火する可能性があるためです。
ガスの臭いがしばらくたっても消えない場合は、ガス事業者へ連絡しましょう。ガス事業者では、ガス漏れやガス事故などに備えて24時間体制で担当者が常時待機してくださっているのだそう。その場の状況などを伝えることで、事業者の対応が必要かどうかもわかるでしょう。
ガス警報器があるから大丈夫と考えていたけれど、実は警報器の有効期限は5年。つまり、5年以内には、取り替えが必要ということ。また、ガス使用時は、しっかり換気するのも必須ですよ。
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参照:株式会社 丸八
イラスト:飛田冬子