素朴な疑問かさばる保存容器や冷蔵庫の収納テクは?

公開日:2022/02/14

 

かさばる保存容器や冷蔵庫の収納テクは?
かさばる保存容器や冷蔵庫の収納テクは?

 

こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。

 

家事の中でも収納が苦手なワタシ。特にキッチン回り! かさばる保存容器の収納や冷蔵庫内の収納には、いつも頭を悩ませています。扉を開けた瞬間、積み上げていた保存容器が雪崩のように落ちてしまったり、テトリスのようにぎゅうぎゅうに詰め込んだ冷蔵庫内の食材を探すのに苦労したり……。効率的にキッチン回りを収納する方法はないかしら?

 

そこで、料理研究家で冷蔵庫収納&食品保存アドバイザーの島本美由紀(しまもと・みゆき)さんに保存容器をきれいに収納できる方法や効率的な冷蔵庫の収納術を聞いてみました。

 

食品保存容器の収納方法

食品保存容器の収納方法

  • スタッキング

保存容器は一つ一つフタを閉めて収納すると、それだけでかさばってしまいがち。そんなときは、同じ種類のものをスタッキングして収納するのがおすすめです。また、サイズが異なる場合でも、スタッキングできるものもあります。

 

  • 同じメーカーに統一

メーカーが異なると、スタッキングがしづらい場合があるため、いっそ同じメーカーの保存容器に揃えてしまうのも手です。その際、大きい保存容器の中に小さい保存容器をスタッキングできるかも選ぶポイントにするといいでしょう。

 

冷蔵室の収納テクニック

冷蔵室の収納テクニック

  • ペットボトルで小物類を収納

小さなものはペットボトルの空き容器を再利用して収納ボックスとして使用するのがおすすめです。ペットボトルを半分にカットして、安全のために切り口をビニールテープなどで覆えばOKです。

 

本来ペットボトルは冷蔵室のドアポケットサイズを想定した大きさで作られているため、すっぽりと収まります。また、野菜室などで、葉物野菜を立てて収納するのも便利です。

 

  • 冷蔵室・野菜室は7割以下の収納を

冷蔵室や野菜室の収納のポイントは、「容器をまとめる」「一目でわかる」「取り出しやすさ」に注目するのがいいでしょう。また、全体の7割までの収納量にするのもポイントです。

 

残った食材を入れる容器は、中身が見えやすい透明な保存容器などに入れ、スタッキング性の良いものだと、わかりやすく、すっきり収納が可能です。

 

  • 鍋やボウルを置けるスペースを確保する

7割収納を心掛ける上で、冷蔵室の下段に鍋などを置けるほどのスペースを確保しておきましょう。余った食材が入った鍋やボウルごとそのまま冷蔵室に入れられると何かと便利。

 

冷凍室の収納テクニック

冷凍室の収納テクニック

冷凍室も冷蔵室同様にちょっとしたテクニックで効率的に収納が可能です。

 

  • 7割以上の収納

冷凍室は、冷気を閉じ込めておくため、ぎゅうぎゅうに詰め込むのがおすすめです。全体の7割以上詰め込みましょう。

 

  • ブックスタンドを活用

ご飯や保冷剤、アイスなど小さなものは、迷子にならないように、上段に収納しておくのがいいでしょう。また、冷凍用の保存袋に入れた食材や市販の冷凍食品など、かさばりやすい物は、ブックスタンドを使って立てて収納すると見やすく整理されておすすめです。

 

  • 開封済みの冷凍食品は二重保存

開封後の冷凍食品は、中身がこぼれたり、勝手に袋が開いてしまわないように、まずは袋をしっかり閉じ、さらに冷凍用の保存袋に入れ、二重にして保存するのがいいでしょう。

 

なるほど~、ちょっとしたコツでキレイに、そして見やすく収納できますね!

 

 

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監修

島本美由紀(しまもと・みゆき)さん

島本美由紀(しまもと・みゆき)さん

料理研究家。旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、手軽に作れるおいしい料理レシピを考案するなど、家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」。食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」としても活動中。テレビや雑誌、講演会を中心に多方面で活躍し、著書は 70 冊を超える。

 

これからは食材が迷子になることはなさそうね!
これからは食材が迷子になることはなさそうね!

 

イラスト:飛田冬子

 


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