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2021年12月17日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
日本全国にはたくさんの陶器祭りがありますよね。関東の陶器祭りには行ったことがあるのですが、他の地域の陶器祭りにも出掛けてみたいと思っています。どうやら「日本三大陶器祭り」と呼ばれる行事があるようなので、次回の旅の候補地として調べてみます!
陶器祭りは、陶器の生産地で行われることが多く、地元の窯元や作陶家などが多数出店するイベントです。作家さんの個性的な作品やお手頃価格の品まで、さまざまな陶器や焼き物が並びます。
中でも日本三大陶器祭りと言われているのは、佐賀県の「有田陶器市」、岐阜県の「土岐(とき)美濃焼まつり」、愛知県の「せともの祭」です。それぞれの特徴を紹介します。
「有田陶器市」は、毎年4月29日~5月5日に、佐賀県有田町内で開催されています。明治29年に陶磁器品評会が開催されたのを機に、大正4年(1915年)にこの品評会と合わせて催された蔵ざらえ大売出しが有田陶器市の始まりといわれる歴史ある陶器祭り。有田焼などのさまざまな陶磁器製品がリーズナブルに手に入るとあって、120万人が訪れるビックイベント!
また、碗坂通り商店会、トンバイ塀通り商店会、皿山通り商店会、五区楽通り商店会、有田駅前やきもの散歩道(ちゃわん王国)などで、陶器祭りに合わせた限定イベントなども行われています。
「土岐美濃焼まつり」は、毎年5月3日〜5月5日に、岐阜県土岐市の織部ヒルズや泉北山町(いずみきたやまちょう)内で開催される東海地方最大級の陶器祭りです。
志野焼・織部焼などに代表される美濃焼はもちろん、磁器製品など多様な商品が並び、当日は約1km以上の歩行者天国に。陶磁器生産地だけに、約300店舗が軒を連ね、ゴールデンウィーク期間もあって毎年多くの人が足を運んでいます。
不要な陶器持参で行う「陶器供養」や、グルメ・縁日、ロクロ作陶・絵付け体験などのイベントも開催されています。
「せともの祭」は、毎年9月の第2土曜・日曜日に、愛知県瀬戸市で開催されています。中でも「せともの祭大廉売市」では、瀬戸川の両岸約800mの区間に瀬戸物問屋や窯元など200店舗が並び、街を挙げて大賑わい。掘り出し物が多く、飲食業界のプロも買い付けをするほどだそう。
陶磁器はもちろん、洋食器やファインセラミックスなどに加え、動物の置物、装飾類など、バリエーションに富んだラインナップも魅力。さらに新作の発表会や陶芸展も併催され、毎年30万人以上の人が訪れます。
たくさんのお店を覗きながら、ユニークな作品やお値打ち品など、日本の伝統に触れられる陶器祭りにワクワクすること間違いなしですね!
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イラスト:飛田冬子