お金の疑問・不安を解消!
資産運用、相続、ローンまで!お金の「よくわからない」をプロに気軽に相談できる♪
2021年08月09日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
毎日、お茶やコーヒーを飲むときに、電気ケトルを使っています。お湯が早く沸かせて便利ですよね。実は2年近く使っている電気ケトルの底に、白い汚れを見つけてしまいました! 水を沸かすだけなのでお手入れをしていなかったんだけれど、必要だったのかしら? 気になるので、電気ケトルの洗浄方法を調べてみました。
電気ケトルは、水を入れるケトル本体と電源コードがつながるプレートに分かれています。電源を入れると、プレートからケトル本体へ電気が流れ、本体の底に内蔵されている電熱線が発熱します。その熱がステンレス製の本体底面に伝わり、水が加熱されるという仕組みです。また、蒸気によって沸騰を感知する部品があり、自動的に電源が切れる機能が働きます。
電気ケトルの中の白い汚れは、水道水のカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が付着したものです。これらはアルカリ性なので酸性のクエン酸を使い、中和させて汚れを落とします。また、水道水の水質によって黒や赤色などの場合もありますが、洗浄方法は同じです。
汚れが落ちない場合は、傷がつかないように、やわらかなスポンジでやさしくこすり落とします。また、クエン酸がない場合は、お酢で代用が可能ですが、すすいだ後に臭いが気になるようであれば、沸騰すすぎをさらに行ってください。
外側は手垢の汚れで酸性なので、アルカリ性の重曹を使います。布巾やキッチンペーパーに重曹水を含ませてしぼり、拭きます。
電気ケトルを使った後は、残ったお湯を捨てて、内側に水分を残さないことがお手入れのポイントです。また、汚れがこびりついてしまわないよう、1~3か月に1回を目安に洗浄しましょう。
■人気記事はこちら!
参照:名古屋市消費生活センター
イラスト:飛田冬子