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2021年05月21日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
地震や豪雨災害などのニュースを見るたびに、防災用にいろいろと備蓄をしなくてはと思いますよね。私は水を空のペットボトルにためておくようにしているのですが、一度ためた水がどれくらいの期間なら安心して飲めるのかが気になっています。
ちょくちょく水を入れ替えるのも面倒ですし……いい方法はないかなぁと思っていたら、「浄水ボトル」というのを知りました。登山好きの友人によると、川の水もきれいにろ過できて、飲み水になるそうです。早速調べてみました!
浄水ボトル(携帯浄水器)は、川や湖などの水から不純物を取り除くフィルターが付いていて、飲料水にしてくれるというもの。登山やアウトドアなどで、飲み物がなくなっても、これを使えば川の水も飲めちゃう優れもの。災害時など断水してしまった場合にも、お風呂にためた水や雨水を浄水できるので、防災アイテムの一つに加えるとよさそうですよね。
浄水ボトルは、フィルターの性能や素材によって除去できる物質が異なります。フィルターの穴が小さいほどさまざまななものが除去できます。高額で携帯性は劣りますが、0.01ミクロン前後の超微細な高性能フィルターもあります(海水は不可のものが多数)。携帯性を重視するなら0.1ミクロン前後のフィルターが多いようです。いずれにしろ、水質の安全基準を満たしたメーカーのものを選ぶことが大事です。
またフィルターの素材によって、除去できるものが違うため、活性炭・中空繊維・イオン交換材など、数種の素材を使用した浄水ボトルがおすすめです。
各フィルターは、浄水機能を維持するために、定期的に交換が必要です。商品によって交換頻度を事前にチェックしておきましょう。
さらに、フィルター交換のタイミングも製品によって違います。浄水量が1000Lを超えるタイプは、日々のメンテナンスも必須となるため、交換以外のメンテナンスが面倒な場合は、浄水量100Lほどのものがベストです。なかには、使い捨てフィルターを採用したモデルもあります。
「ULコンパクトピュリファイヤー」
二重構造の内側の容器を、体重をかけて15秒程度押すだけで約500mLの浄水ができる。フィルターカートリッジは交換可能。
容量:500mL
浄水方法:押す
フィルターカートリッジ:交換可
「サバイバルプラス携帯浄水ボトル」
名前の通り、さまざまな水が浄水できる。ボトルに水を入れてふたをして、ボトルを押すだけ。容量は600mL。
容量:600mL
浄水方法:押す
フィルターカートリッジ:交換可
「BeFree」
ボトルに水を入れて、握って数回振ればろ過できる。コンパクトに畳めるのでアウトドア向き。容量は600mL。
容量:600mL
浄水方法:押す
フィルターカートリッジ:交換不可
「スーパーデリオス」
本体はマヨネーズの容器のような形状で、水を入れて押すと約18秒で300mLを浄水できる。折り畳めるので携帯しやすい。
容量:300mL
浄水方法:押す
フィルターカートリッジ:交換不可
「フィル&ゴー アクティブ」
水道水専用で、塩素やカビ臭などを除去できる。容量は600mL。
容量:600mL
浄水方法:吸う、押す
フィルターカートリッジ:交換可
アウトドアをあまりしない人でも、いざというときのために、浄水ボトルが1つあると安心ですね。防災対策は早めの準備が大切ですよね。
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参照:ROOMIE
イラスト:飛田冬子