玉置妙憂さんの心穏やかになる言葉と瞑想#4

「一期一会」の意味と1分間の瞑想で心穏やかに生きる

公開日:2020/08/07

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「ハルメク」の連載でおなじみ、看護師で僧侶の玉置妙憂さん。今回は「一期一会」の意味と、心穏やかに暮らすための知恵を教えていただきました。1分間の瞑想で自分の感情と向き合い、心の平安を保ちましょう。

「玉置妙憂さんの心穏やかになる言葉と瞑想」を動画で

6週にわたり、玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんに仏教由来の四字熟語を毎週1語ずつ教わり、その後1分間の瞑想を行います。4回目の言葉は「一期一会」。マインドフルネスとして注目される瞑想のやり方、作法も教わりましょう。ぜひ動画でご覧ください。

 

第4回の言葉は「一期一会」。その教えとは?

一期一会

今回お伝えする言葉は「一期一会」。みなさんよくご存じの言葉ではないでしょうか。一生のうちに一回しかない、何回も何回もあることではなく稀にしかない、そのようなイメージでお使いになっているのではないかと思います。

「一期」というのは、仏教の中で人が生まれてから死ぬまでの間、という意味だそうです。

「『一期一会』というのは、一生に一度だけ、生涯に一度きりというような意味を込めた言葉なんです。みなさま方が常々お使いになっているのも、多分、そういう意味でお使いと思います。ある意味とてもポピュラーな、私たちになじみ深い言葉ですが、どうでしょう。みなさま方、日々の生活の中でその一期一会というのを本当に感じながらやっていらっしゃいますか?」と、玉置さんは問いかけます。

今朝、家族におはようと伝えて仕事や用事にお出掛けされて、今こうして動画を見てくださっていますが、家族が必ず帰ってくると思って過ごされていませんか?必ずまた会えると錯覚していませんか?と、玉置さん。

「今日何気なく『行ってらっしゃい』と送り出したこと、もしかすると、ちょっともめて、ちょっとおへそが曲がったまま送り出してしまったかもしれない。いろいろなシチュエーションがあると思いますが、また帰って来てから謝ればいいやって思っていませんかってことなんです。私たちは、今日の夕方また家族が全員集まるはずと思っている。明日も必ず、また生きているもんだと錯覚している。でも、それはこの一期一会の考え方からすると、中々にそうではないよということなんです。だからこそ、家族様とお話しなさるとき、お友達と楽しくお茶を飲むとき『じゃあまたね』と別れますが、その『またね』があるかどうかわからない。

だから、この今の出会いを、この今、一緒に過ごしている時間を大切にしようということなんです。ご家族様を送り出すときには、それから、お電話を切るときには、また次お話しすればいいやではなくて、言葉と心を尽くして、もしかして一期一会かもしれないということを思いながらお過ごしになるといいですよ、ということなんですね」

でも、あまり不安になりすぎて過ごしてしまうのもよくないそう。

「一つ一つ大切にやってまいりましょう」と玉置さんは言います。

 

瞑想のやり方とは?

いすに座っている方は、しっかりと足の裏が地面に着くようにしてください。椅子の背に寄りかからず浅く腰掛け、体を前後左右に振って、ご自分の真ん中の線を探します。骨盤の上に背骨が真っすぐ上に積み上がって、頭を一番上にポンと乗せるイメージ。手の先は上向きでも下向きでもOKです。静かに目を閉じ、呼吸は大きく、鼻から吸って、口から吐きます。吸うよりも吐く方が3倍は長くなるように、細く長く吐いていきます。

玉置妙憂さんの瞑想方法

 

今週の曼荼羅の意味は?

玉置さんが描いた曼荼羅(まんだら)をご紹介。今週は「救世(くぜ)」。よく見ると葉っぱや花などが見られます。フラワーオブライフという模様の中に般若心経を納めました、と玉置さん。

玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)さんのプロフィール

東京都生まれ。看護師であり、僧侶。非営利一般社団法人「大慈学苑」創設者で代表を務める。夫の看取りをきっかけに、その死に様があまりに美しかったことから、開眼。高野山真言宗にて修行を積み、僧侶になる。現在、スピリチュアルケア活動を行う。著書に『まずは、あなたのコップを満たしましょう』(飛鳥新社刊)。

■もっと知りたい■



玉置妙憂さん公式ホームページ:玉置妙憂「慈憂庵」
玉置妙憂さん公式YOUTUBEチャンネル:玉置妙憂チャンネル 

ハルメクイベント

ハルメクならではのオリジナルイベントを企画・運営している部署、文化事業課。スタッフが日々面白いイベント作りのために奔走しています。人気イベント「あなたと歌うコンサート」や「たてもの散歩」など、年に約200本のイベントを開催。皆さんと会ってお話できるのを楽しみにしています♪

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