本格的な夏! どうにかしたい二の腕問題

二の腕が気になる50代に! 半袖のオススメの選び方

公開日:2021.06.18

更新日:2023.07.06

50代女性は二の腕のプヨプヨやブツブツが気になる

50代女性は二の腕のプヨプヨやブツブツが気になる

本格的に薄着になる夏。50代になると痩せにくくなり、体全体的にふっくらとしてきて、夏の装いにトライする前に「痩せなきゃ」と感じる方が多くなってきます。中でも、年齢を重ねるにつれて「二の腕」にコンプレックスを持つ方が圧倒的多数。プヨプヨとたるんでいるといったお悩みの他、筋肉質で太い、プツプツがあるなど、人によって二の腕のお悩みはさまざまです。

そこで今回は、「半袖は着たいけど、二の腕は痩せ見えさせたい&二の腕は隠したい方」におすすめの半袖トップスの選び方をご紹介!

ダイエットは難しいとお考えの方は、ファッションの力を借りて着痩せ効果を得るのがオススメ。二の腕を上手に隠しつつ、肌見せも適度に楽しむと、半袖コーデに自信を持って挑むことができますよ!

 

【50代半袖のコツ1】華奢見えが叶う五分袖を選ぶ

華奢見えが叶う五分袖を選んで
出典:WEAR

腕にぴったりとフィットし、袖の短い半袖は、二の腕に目線がいき強調されやすいので、大人女性には避けて欲しいアイテム。特に、二の腕の一番太い部分で終わっている袖丈のタイプは、太さが強調されてしまうので、避けるのが無難です。

おすすめは、「華奢見えが叶う五分袖のトップス」。袖がひじ部分まである五分袖アイテムは、二の腕をナチュラルに隠すことができるので、華奢見えが叶うお役立ちアイテムです。

二の腕まわりに程よくゆとりがあり、体が泳ぐようなサイズ感のものを選べば、今っぽいこなれた雰囲気を演出できます。

また、袖が長めだとエレガントに映る効果があるので、コーデ自体が高見えするというメリットも期待できます!

【50代半袖のコツ2】とろみ素材を味方につける

とろみ素材を味方につける
出典:WEAR

気になる二の腕を上手にカバ―してくれるのが、今季も引き続きトレンドに挙がっている、「とろみ素材の半袖」。とろみ素材とは、その名の通り「とろん」とした肌触りの素材のこと。まるでシルクのように滑らかで、ほのかにツヤ感があるので、着こなしが上品に。また、体のラインにゆるやかに沿ってくれるので、スッキリ見えが叶います。

今っぽいリラックス感が演出できる上、シワも気になりません。着こなしにニュアンスが出て、着痩せに一役買ってくれる頼れる存在です。

一方、「リブ編みタイプの半袖」はフィット感が増し、二の腕が悪目立ちしてしまうので、大人女性にはおすすめできません。

【50代半袖のコツ3】トレンドの袖コンシャスなアイテムで細見せ

トレンドの袖コンシャスなアイテムで、細見えを叶える
出典:WEAR

オンライン会議の画面越しでも映えることから、引き続き人気を博しているのが「袖コンシャスなトップス」。袖コンシャスとは、袖に意識が集まるような、袖にボリューム感やポイントのあるトップスのこと。バルーン袖やフレア袖などを総称したものが袖コンシャスとなり、盛り袖やボリューム袖とも呼ばれています。

袖のボリュームに視線がいくので、二の腕から目線をそらすことができ、上手にカバーしてくれます。かわいいだけでなく、細見え効果も期待できるので、二の腕にコンプレックスがある方にこそ、トライしてほしいアイテム。ハリ感のある素材なら、肉感を拾わないので、さらにおすすめです。

【50代半袖のコツ4】収縮色の半袖トップスを取り入れる

収縮色の半袖トップスを取り入れる
出典:WEAR

ブラックやネイビー、ブラウン、カーキなどの寒色系は収縮色なので、トップスに取り入れると上半身の着痩せ効果が得られ、また二の腕も細く演出してくれます。

反対に、レッド、オレンジ、イエローといった暖色系は膨張色なので、太って見えてしまうのでご注意を。また、淡い色よりは濃い色の方が、スタイルアップにつながります。

また、トップスとボトムを同系色でまとめると、全身に統一感が生まれます。上下につながりを持たせることで、Iラインを演出することができて、二の腕はもちろん、身体全体のスリム見えが叶いますよ。

【50代半袖のコツ5】ネックラインに注目して選ぶ

ネックラインに注目して選ぶ
出典:WEAR

着痩せ効果を狙うなら、断然おすすめなのが「Vネック」。Vネックとは文字通り、首まわりや胸元がVラインになっているデザインのもののこと。首まわりやデコルテを美しく見せてくれる上、抜け感も手に入り、二の腕も細く見えます。

でも、注意して欲しいのが、Vネックの開き具合。あまりに深いものだと、胸元が気になっておしゃれを楽しめなくなるので、インナーを上手に活用したり、浅めのVネックを選んで。

また、鎖骨のラインに沿って横長に緩くカーブのかかったネックラインを持つ「ボートネック」もおすすめ。肩先まで開いているので、細見え効果が期待できます。首元が比較的詰まっているので露出が控えめですが、首元や肩のラインを美しく見せてくれるため、大人女性に人気です。首元が詰まっている分、髪をアップにしたり、ショートカットで抜け感を作ると、バランスよく着こなすことができますよ。

二の腕コンプレックスをファッションで解消することで、自信につながるもの。ぜひ、半袖の選び方を参考に、積極的に夏服を楽しんでくださいね!

■もっと知りたい■

遠藤友香

ファッションディレクター。大学卒業後、アシスタントを経てスタイリストとし独立。ブランドショー(CHANEL、GUCCI、PRADA等)等で活動後、「ISTITUTO MARANGONI ミラノ校」FASHION STYLING修士課程修了。現在、新聞、TV、雑誌、WEB等、幅広い場で活躍。

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