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- パリ流!「いいものを長く」のオシャレ哲学とコーデ例
パリを拠点に活躍中のファッションジャーナリスト、チャコさんこと鈴木ひろこさんは、在仏32年のおしゃれ達人。抜群のセンスと高い取材力に定評があります。今回はチャコさんが長いパリ生活の中で刺激を受けた、おしゃれとサスティナブルの関係について。
チャコさんが考える「ファッションのSDGs」
ファッション業界人からも一目置かれるセンスの持ち主であるチャコさん。パリの街を背景に撮影されたInstagram(@suzukichako)のコーデ画像が大評判で、フォロワー数は1.4万人(2023年11月時点)!同世代のおしゃれリーダーとして要注目の人物なのです。
今回は11月のオンライン配信「パリマダム流!おしゃれの作り方」でも取り上げられた、チャコさん流SDGsの内容を、ほんの少しご覧いただきます。
インスタグラマーとしても活躍中のチャコさんって…何者?
チャコ(鈴木ひろこ)さん。ファッションジャーナリスト、コーディネーター、ライフスタイルブランドディレクター。東京で雑誌やアーティストのスタイリストとして活動後、30代で渡仏。そのままパリに定住して32年目。現在は日本の女性誌を中心に、パリやヨーロッパ各国での取材、執筆を行うほか、2022年にローンチした「LERET.H(ルレ・アッシュ)」で、ランジェリーやバッグのデザイン&ディレクションも手がけている。
「いいものを長く大切に使う」フランスの文化に共感
「長年暮らすパリから教えてもらったことの一つが、『本当に好きな洋服を長く大切に着る』という、ファッションに対する姿勢。
例えば気軽に5000円のものを5着買うのではなく、しっかり吟味して2万5000円のものを1着買い、それを自分の肌になじませながら、長く大切に使い続ける。
フランスでは昔からこういう考え方が定着しています。私がインスタを通して発信していきたいのも、まさにそういうことなんです!」(チャコさん)
何十年も前に手に入れた「セルフヴィンテージ」も大活躍!
こちらのバッグやスカーフは、チャコさん愛用のヴィンテージアイテム。どれも30年以上前に手に入れて使い続け、時間をかけて深みと味わいを増したセルフヴィンテージです。
「ここ数年で何度も断捨離をしましたが、いま手元に残っているものは、これからもずっと使い続けます。サスティナブルな観点からも、上質なものを長く使いたいと心から思うので。」
「昔のものをそのまま着るのではなく、アクセサリーや色の組み合わせ、全体のバランスで今の気分を加えるのが好き。重ね着や小物使いで変化をつけて、新鮮なコーディネートに仕上がるよう工夫しています」
取材・文=葛畑祥子
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