今っぽさ抜群！デニムパンツは断然「ワイド幅」

若い頃の、ぴったりしたデニムパンツを今でもはいていませんか？ 昔のデニムはカジュアルなテイストのものがほとんどなので、そのまま着るとどうしても普段着っぽくなってしまいます。

今の時代に合うのは、きれいめテイストなちょっとゆったり感のある「ワイドデニム」。脚のラインもカバーできるので、体型の変化が気になる大人女性にもおすすめです。

今っぽさと脚ラインのカバーを兼ね備えたワイドパンツですが、幅が広すぎるものを選ぶと、体型によっては逆に太って見えるというマイナス面も。

大人女性におすすめのワイドパンツは、幅が広い今っぽさを出しつつ、切り替え線を前寄りに入れることで細見え効果を狙っているタイプ。また、薄くて柔らかなストレッチ素材を使用していると、重さを気にせず軽やかに動けます。

ひと言でワイドパンツといっても、さまざまなタイプが出ています。ご自分の体型に合う、はき心地のよいものを選んでみてください。

ゴワゴワ「Gジャン」を軽やか「デニムジャケット」へ

デニムのはおりものといえば、昔は「Gジャン」が定番でした。ゴワゴワと硬くて重い「Gジャン」も若い頃は素敵でしたが、大人女性のお出掛けコーデには、もっと品よく軽やかなテイストが似合います。

おすすめのデニム調のストレッチジャケットは曲線のカッティングが優美で、ノーカラーの首元がすっきり、はおるだけで凛とした印象になります。

またデニム見えする合繊のストレッチ素材の物を選べば軽くて薄く、着ていて疲れません。

この秋、パンツはもちろん、スカートにも合う、きれいめデニムジャケットを一枚買い足すだけで、今っぽいお出掛けコーデが簡単にきまります。

ワンピースでデニムの楽しみが広がる！

ひと味違うデニムの着こなしを楽しめるのが、ワンピース。すとんと一枚で、コーデに悩まずに着られるすぐれものです。

とはいえ、あまりにシンプルすぎると普段着っぽくなりがち。襟つきで、前身頃と袖口にぜいたくなキルト刺しゅうを施したこうしたデニムワンピースなら、アクセサリーいらずで、きれいめな大人のお出掛け着に。

後ろにタックがあって、年齢とともに丸くなりがちな背中を美しくカバーしてくれます。こうした工夫は、実は大人女性の服には大切なポイントなのです。
デニムワンピースは、カジュアルに見えがちなので、ディテールにこだわった上質なものを選びましょう。それが素敵見えのポイントです。

きれいめデニムシャツをカーディガンがわりに

昔のデニムシャツはメンズライクでラフなイメージ。まさに普段着見えするものが多くありました。実は同じデニムでも素材感が変わるだけで、大人女性のお出掛けはおりものとして使えるんです。

ほんのりつやのあるデニム素材のシャツなら、はおるだけで品よく華やぎます。また一番上のボタンがパール調ならば、顔まわりがパッと明るく。

ゆったりしたサイズなので冬にはセーターの上にもはおれます。

「普段着から抜け出せない！」というデニムのお悩み、解決しそうでしょうか？パンツは、「ちょいゆる」なワイドデニムを選び、全体的なテイストは「きれいめ」を選ぶのがコツです。今日からデニムのお出掛けコーデをぜひ楽しんでください。

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撮影＝須藤敬一　取材・文＝日高香織（ハルメクおしゃれ編集部）

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