【全4回】自分や夫の介護費用にどう備える?#4

将来の介護費用に備える、民間の介護保険の選び方は?

公開日:2023.10.20

介護費用準備の手段として選択肢になるのが民間の介護保険です。民間の介護保険は生命保険会社や共済などで取り扱っていて、さまざまな種類があります。どのような商品を選ぶとよいのか、そのポイントと商品例を挙げましょう。

教えてくれた人は浅田里花(あさだ・りか)さん

浅田里花(あさだ・りか)

ファイナンシャルプランナー(FP)。大手証券会社、独立系FP会社を経て1993年に独立。日本のFPの草分け的存在。生活設計塾クルーのメンバーとして資産設計、保障設計、リタイア後の生活設計等のコンサルティングを行う他、新聞、雑誌、ウェブ等への原稿執筆やセミナー講師として活躍。東洋大学社会学部非常勤講師も務める。

要介護全般に備えるタイプの商品を選ぶ

要介護全般に備えるタイプの商品を選ぶ

前回は介護費用の資金プランの立て方をご紹介し、1人につきだいたい100万〜300万円の資金を準備すればよいだろうというお話をしました。手段としては民間の介護保険(以下、介護保険)が選択肢になります。

介護保険は各保険会社が定める支払い要件に該当する介護状態になると、一時金や年金として保険金や給付金が受け取れる商品です。どんなタイプがあるのかをまとめたのが下の一覧です。

■民間の介護保険の商品タイプ...

このコンテンツは、ハルメク365本会員の方のみご視聴ができます

ハルメク365とは?

萬真知子

早稲田大学第一文学部卒業後、1987年日経ホーム出版社(現、日経BP社)に入社。月刊誌「日経マネー」に配属され編集記者に。1990年に退社後、フリーのマネーライターとなり、雑誌、ウェブを中心にマネー情報記事を執筆。金融機関等の顧客向けウェブサイトにも執筆。「ハルメク」の「知っ得!マネー学」を連載中

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

注目企画